Planets melody
七瀬渚
鳴り止まない言葉の海で
鳴り止まない言葉の海で
幾つもの答えに惑わされ
自分の居処わからぬまま
自分らしさもわからぬまま
鳴り止まない言葉の海で
いつまでこうしているのって
そろそろ現実を生きなよって
溺れているのに無茶言うなって
自分に大切にしてもらえない私は可哀想
そう 自己嫌悪も自己愛も背中合わせ
どっちも表なんだ
キラキラ輝いてる言葉たち
いつになったらそこへ行けるだろう
こんなとこからじゃ手が届かない
憧れのまま零れ落ちてく
遥か彼方の流星群
今を生きられればきっと私も
そう 本当は私も輝きたいんだと気づいた
鳴り止まない言葉の海に
紛れてしまう内なる光
もっと上手く もっと外へ
もっと私らしく紡げたなら
鳴り止まない言葉の海の
奥底に沈めた宝物
小さな頃に集めたもの
嵐が止んだら思い出せるように
キラキラしたものが好きだった
ビー玉とかおはじきとか貝殻とか集めていたい
今もそう
本当はそう
手のひらいっぱい綺麗なものを
我儘だとしても私は
ただそればかりが欲しかった
鳴り止まない言葉の海で
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます