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目次
さよならの瞬間
僕は泣き出した
泣いて泣いて
涙が溢れて止まらなかった
幼い日の
おもいで
僕らは笑った
肩を組んで笑い
やっと自由になれたと思った
卒業の意味さえ
何も知らないで
僕は凍りついた
息が止まって
すべての感覚が一瞬失われた
初めて知った
失恋の痛み
僕は感謝した
手を合わせて
何度も心でお礼を繰り返した
いつも遠くから
見てくれてる気がした
僕は失望した
とても悔しくて
心にぽっかりと穴が空いたようだった
大切な夢が
一つ消えた日
僕は少し成長できただろうか
昨日までの自分に
もう別れを告げて
さよならを言おう
出会いが別れのはじまりなら
さよならの先にまた新しい出会いがあるはずだ
明日誰かが僕を待っているかもしれない
新しい自分に出会えるかもしれない
だから今
涙はもういらない
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