⑪毒者の襲来を防ぐ機能がそこにはあった。



 Web小説サイトといえど、匿名サイトですもの。

 どうやったって変な読者に絡まれる可能性はあるのです。


 という事で、そんなユーザからの書き込み等の交流を遮断する機能がWeb小説サイトにも存在します。


 

 まず『なろう』。


 こちらには<ミュート機能>と<ブロック機能>が存在します。


 簡単に言うと……

  <ミュート機能>は登録した側からされた側の一部情報が閲覧出来ないようにする事。

  <ブロック機能>は登録された側がした側に一部行為を行えないようにする事。

 ですね。


 登録した側の目隠しをするのが<ミュート機能>で、された側の動作(書き込みなど)を制限するのが<ブロック機能>と言えば分かり易いでしょうか。


 どちらも一度こちらが何かしらの不快な書き込みなどを見た後再度その被害に合わないようにするための措置ではありますが、あるのと無いのとではやっぱり違います。

 他のサイトよりもその辺が発達しているきらいがあるのは、もしかしたらユーザー数が多い影響で何らかのトラブルが多いからなのかもしれません。

 

 どちらも登録には専用ページにユーザIDの書き込みが必要なので登録は地味に面倒ですが、その代わり「操作ミスでついうっかり登録しちゃってた!」なとどいう事は無いでしょう。



 次に『カクヨム』。


 こちらには<ブロック機能>が付いています。

 登録にはユーザページのフォローボタンの隣の▽を押すと表示されます。

 ボタンの場所的についうっかり押しちゃいそうな気もしますが、登録前に確認メッセージが再度表示されるので安心ですね。


  <ブロック機能>の概要は『なろう』と同じ。

 しかし<ミュート機能>は搭載されていませんので、例えば「この人の自主企画にはもう参加したくない」と思っても、うっかり参加しちゃう可能性があります。

 特に「感想書きます」系の自主企画を好んでいる場合はそういった避け方をしたい事もあるでしょうから、そういった時にはちょっと不便です。



 最後に『アルファポリス』。


 こちらには当該機能がどうやら無いようです。

 感想が承認式なので、もしかしたらそれでオーケーという事なのかもしれませんね。



 さて、今回はガードの固い『なろう』に軍配でしょうか。

 トラブルは起きないに越したことはないですが、いざ起きた時にどんな機能があったのかくらいは覚えておいたほうが良いでしょう。


 

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