⑥ちょっとした違いが使い勝手を左右する、作品のブックマーク(しおり)機能



 作品のブックマーク(しおり)機能、これって読者が各サイトにアカウント登録した時の一つの特典みたいなものです。


 これが作者的に何か関係あるの?

 と思うかもしれませんが、大いにある!


 だってアカウント登録する読者が増えれば、それだけ作品フォローや感想をくれる読者が増えるかもしれないっていう事だし、何よりもブックマーク(しおり)の数は、明確な一つの数字として我々作者の目に入る。

 これだけの人が作品を追ってくれているんだと思えば、嬉しくなるのが人情ってものです。


 なのでちょっと見ていきたいと思います。




 まずは『なろう』。

 

 各画面にあるボタンを押してブックマークが付けられます。

 どこまで読んだかは勿論、全ページで書いた通り更新通知が受け取れるようにもできる機能です。

 各ページでボタンを押さないとブックマークの箇所が更新されないため、読み進める度にポチりとクリックしていきます。



 次に『カクヨム』。

 

 こちらには、読者の能動的な作業に寄るブックマーク(しおり)機能はありません。

 ただし作品毎に前回読んだページは記憶されるらしく、次回同じ作品の目次ページを表示した時にその話数のサブタイトルの先頭に「●」が表示されます。


 作品を続きから読みたい際には、該当の目次タイトルをクリックしなくても、目次画面上部の<続きから読む>ボタンをクリックすると自動的に「●」の付いた画面が表示される仕様です。

 

 一々ブックマーク(しおり)位置を更新する必要はありませんが、その代わりページを読み戻ってそのままにするとそこがブックマーク位置になってしまうので、毎日更新を追っている様な方にとっては良し悪しかもしれません。



 最後に『アルファポリス』。

 

 こちらには『なろう』と同様にボタン押下によるしおり機能が存在しています。

 他の二つと違うのは、作者にだけ、どのページに何人の人がしおりを挟んでいるのかが明確に分かるという事。


 毎日どのくらいの人が毎日更新を追ってくれていてどこで読者がしおりの更新を辞めたのか。

 そう言った事が作品の編集画面で分かるので、作品のリライトやテコ入れなどの検討に重宝するでしょう。



 さて、結局どれが良いのかというと……個人的には『アルファポリス』ですかね。

 やはりしおりだどこに挟まれているのか分かるのは嬉しいです。



 Next>⑦PV数が分かるサイトは?


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る