④サイト内で宣伝する方法は?



 さて、今まではちょっと他力本願気味な宣伝方法についてお話してきました。

 ここまで読んで「そんな事言っても自分の作品を紹介してくれる人なんで居ないんだけど!」と地団駄を踏んだ人も居るんじゃないでしょうか?

 または「私はSNSやらないから、結局自分じゃ宣伝できん!」と泣き崩れた方がいらっしゃるのでは?


 そんな貴方に朗報です。

 出来ますよ、自分で、しかもサイト内で自作を宣伝する事。



 という事で、何を使うのかというと「作者のブログ機能」です。

 『なろう』では<活動報告>、『カクヨム』では<近況ノート>、『アルファポリス』では<近況ボード>という名で、それぞれ作者のブログ機能が存在します。


 今回はその機能について比較してみましょう。



 まず、『なろう』の<活動報告>は色々と汎用性が高いです。


 リンク設置や画像設置が出来るどころか、レイアウトの変更、例えば文字の色や大きさ、背景色や飾り付けなど色々な事が出来ます。

 それらを行うためにはHTMLというコンピューター言語を使う必要がありますが、そのテキストはちょっとネット検索すれば色々と出てきますし、使い方について解説してるエッセイもありますので、使う気さえあれば手の込んだ人の目を引く様なものが作れるでしょう。

 例えばそこで新作の紹介なんかをすれば、良い宣伝になるでしょう。



 次に『カクヨム』ですが、こちらはリンク設置が可能です。


 ただしこれには条件があって、カクヨムサイト内のリンクに留まります。

 他サイトのリンクの場合は、アドレスを書き込む事は可能ですが貼ってもただの文字列になってしまい、リンクとしての機能を果たしません。

 その代わり、『なろう』とは違ってHTML言語使う必要はなく、アドレスをそのまま貼るだけでリンクとして機能するので、より直感的に使えるでしょう。


 しかし画像設置やレイアウトの変更などは出来ません。

 


 最後に『アルファポリス』。

 こちらはリンク設置、画像設置、レイアウト変更は出来ません。

 ただのテキスト原稿のみを投稿可能で、また文字数制限も明確に設定されています。

 その数、1,000文字。


 時間を書けずに一言だけを沢山アップをしたい場合は有用ですが、宣伝目的だと考えるとちょっと少ないですし不便ですよね。

 だって幾ら宣伝してもリンク等で作品への斡旋が出来ない。

 本当に読む気になった人しか作品を読まないでしょう。



 という訳で、宣伝目的で使うなら色々遊べる『なろう』か一位、次点で直感的に宣伝できる『カクヨム』が上がるでしょうか。

 しかしコンピューター言語に忌避感がある方は『カクヨム』の方が使いやすいでしょうね。



 Next>宣伝機能から見る、

 


 

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