爪化粧
私は
それを
はみ出さずに
塗ることが
できません
固まるのが
早いです
母は
必ず
それを
嗅ぎつけます
家のどこにいても
そして
機嫌を
悪くします
部屋を閉じます
綺麗に塗れても
油断して
歪になります
服の上に落ちた
そうっと
塗っても
違う所に
誤って
付着します
それを
落とすことは
なかなか難しいです
ある人は
格好良いと
言いました
しかし
皆無視しました
私は
何も言わず
拳を握り
裏返しました
無視しました
すべての視線を
無視しました
それは
美しくないので
いつまで
経っても
子どもの遊びに
すぎません
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます