第69話






「やほ、おじゃまするね」


そういいながら体をタオルで隠してはいってきた結月


「イヤイヤイヤイヤイヤイヤ!!」


「ふふっ動揺しすぎじゃない?」


そういいながら体を流す

んー色々ヤバい、ってか体のラインがはっきりとして…


「あ、ちょっとよって…てかまた大きくなってる…」


そういいながら俺の後ろに無理矢理はいってくる、いやてか…タオル外してますよね?…そこにあるし…


「……」


「きもちー、あったまるね、でもアパートだと流石にせまいね」


「ん、まぁ確かにね、てか何で??」


「え?だって寒いし、入らないってわたし言ってないよ?」


いや高校生にこの状況はキツいよ…


「何で黙ってんの??……もぅ…こっちむいて」


結月が俺の顔に手をやり無理矢理後ろを向く様にして身を乗り出しキスをしてきた


「…私だって恥ずかしいけど…もう橙李のなんだから…見てもいいし、触って欲しいのに…」


耳元で囁く結月に理性をもっていかれそうになると後ろからぎゅっと抱きしめられる、背中にはマシュマロみたいな柔らかさな物があり、少しだけ硬くなっている所がある


「ほら…こうしたらおちつかない??…はぁ橙李の匂いおちつく…」


「いや…おちつくより…押し倒したくなるというか…」


「まぁこんなになってたらねぇ…」


「ちょ…触られたら…」


「…でもゴメンね、まだ女の子の日終わってなくてさせてはあげられないんだ…金曜日には大丈夫だから、その時沢山愛して…」


「いや、今のでも…充分…満足してます!!」


「何で敬語??あ、また硬くなった!!」


「そりゃぁこんなに触られてたら…」


「てか金、土と泊まって大丈夫なの?華帆ちゃんは?」


「ん…あー華帆には理由言って2日友達の家に泊まってもらう事にした…ただ次の週にウチでお泊まり会するから料理全部任されたけど…」


「でた松原食堂!!…ならゆっくりできるね…」


「ん…後は瑞希さんがまたやらかさなければね」


「まぁ大丈夫じゃない? なんなら電源きっとけばいいし!」


「いや、流石にそこまでは…」


「だって前邪魔されたのアレ結構頭にきてんのよ!」


少し不機嫌そうにしているので顔を見ようとするとやっぱりふぐ顔になっている

可愛いすぎるのでキスをすると


「ねぇ…こっちむいて…」


そう言われてお互い向き合った途端に抱きつかれて大人のキスをされる


「ん…ホントは…今すぐほしい…ヤバいくらい橙李が好き」


「…俺もこんなずっと生殺しみたいなのはちょっとキツいかな…」


「…なら一回すっきりしよっか…あったまったし湯船から出て…口でしてあげる…」


そういうと手を引っ張られて2人で湯船からあがりイチャイチャを始める、沢山奉仕してもらい一回の予定が連続で二回も果ててしまった


「…もう出し過ぎ!!…全部飲めなかったし…」


「そっちも胸だけでめっちゃ良くなってなかった?」


「ウッサイ!!ばーか…ねぇもう一回つかろ?」


そういいまた湯船につかる


「もう恥ずかしくない??」


上からっぽく少しドヤ顔で聞いてくる結月に対してやり返したくなったので


「んー恥ずかしいってより、結月が綺麗すぎて…顔もだけど、体も…ホントにこんな美人が彼女なのかなって…緊張というか…ね」


「!!ッッヴ、それはずるい……」


「あれぇ?何で顔隠すの??」


「ウッサイ!!バーカ、バーカ!!」


出た!!デレた時の決め台詞、思わず笑ってしまうと


「生意気な他奴はこうだ!!チュ…ん…ん…」


「ん……ちょ……また……」


「ン……いいよ?……橙李のは全部私が受け止めてあげるから…ン」


「ン…なら…もう一回…」


「ン…でも…私にも…して?…指は入れてないけど…こっちは大丈夫だから…」


「…ン…わかった…」


「あっ…ン……ンン……もっと……愛して…大好き…」


そのままお互いに気持ちよくなりながらもう二回してしまい2人とも何とか落ち着いてお風呂を出た


結月がお風呂に入ってくる前に乾燥機にかけてくれてたので服は乾いていたが


「…ちょっと盛り上がりすぎたね…」


恥ずかしそうに寝間着のTシャツと短パンに着替えた結月がコーヒーを持ってやって来る。


「…まぁ高校生なんでしかたない」


「中々治らなかったしね」


「アレは結月が悪い!!」


「ふふ…まぁ私が魅力的すぎるのがよくないのかな?」


「…自分で言うそれ??」


「まぁ多少他人より容姿が優れていると思ってるし、変に謙遜しても嫌味だしね」


「まぁじゃないと読モのバイトしてないよね」


「でしょ??よかったね、美人の彼女で」


「まぁ容姿もだけど性格がいいからね、ウチの自慢の彼女は、少しクセあるけど」


「…それって誉めてるの?貶してるの?」


「んーホメテルヨ」


「何故カタゴトかジックリ話し合おうか??」


「いやーもう1時になるし帰って勉強しないと!!」


「…まぁ今日は見逃してあげよう」


「また金曜日に、楽しみしてて」


「まぁテスト赤点取って夏休み遊べなくなるのイヤだしね…」


コーヒーを飲み終えると玄関に行き軽くキスをして帰ることにした


よし。帰って結月の誕生日ケーキ作りだ!!



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