第44話


今日もハードボイルドな1日が始まった様だ。


今朝は、相方の甲高い悲鳴で目が覚めた。


フランスから空輸で頼んだ食材に、生きた虫が入っていたらしい。


今にも業者にクレーム電話をする勢いだ。


虫ってのは結構グルメだな。


そこで俺は相方を宥めながら、

虫に向かってこう言ってやった。


『ボンジュール』

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る