作中設定集

どうも胚芽米です。休み(休載と言う名の救済)で何も投稿しないのは良くないと勝手ながら思ったので詳しい設定についてをここに記します。主に地球が舞台なのであまり触れられてない異世界について触れます。


〜〜異世界における単語集〜〜


世界を成り立たせている物。


魔法・・・魔力を具現化し法則を完全に無視したあらゆる万物を可能にさせる力。その数は数千はあると言われている。消費魔力や威力下位、中位、上位に分かれる。詳しいことは異世界側の人間も知らない。一応、周囲に存在する魔力を使用しているのではないかと言われている。世界にはいまだに認知されていない魔法もあるとか。悪用厳禁である。生物の生死(植物含め)などの理を崩す(既に法則はないが……)関連の魔法はほとんどできないとされている(これは多くの人間が試したが大抵は失敗に終わったため)。人種や個体差によって使える魔法などが限られ、微妙に違ってくる(同じ魔法でも威力や規模の違いが多少なりともある)。また上位魔法や禁忌魔法の使用にはその魔法に対するある程度の知識も必要なため、結局のところ学歴社会と成り得る。魔法省は悪用を極力防ぐため、脳科学の享受を禁止している。


魔力・・・自然界に存在しており、魔法を行使する際に使われる、消費するとされている原理不明の力。観測はできないが存在だけはしている。ちなみに生命の誕生にも関わっているとされている。地球人は魔力を持っていないが宇宙全体には魔力が含まれているため地球でも魔力を持っている人間は魔法が使える。透過作用があるので閉鎖空間でも使用可能。ただし後述の魔力切れには注意。魔法の行使に失敗すれば行使者へダメージが降りかかる。


魔物・・・消化器官、生殖器官、排泄器官やあまつさえ呼吸器すらない生物の総称。どうやって産まれ、どうやって生きているのか分からない奴ら。異世界側の人類が魔法を使えた日には既に存在していた模様。生殖器官がないのに一行に数が減らず、どうやって個体数を増やしているのかを魔法省やTSAが詮索している。魔物にはまだ秘密があるので後述。


エルフ種・・・エルフなんているの?と思われるかもしれないがいる。後に登場させる予定なのでざっくりとした説明だけ。耳が長くて魔法と知能に長けた種族。寿命は200〜230歳。ただし病気に弱い(病気はそれを引き起こす物への知識が必要な為、魔法での対抗や治療がしにくい)ちなみに人類と魔族の手によって個体数が減少しつつある。


ドワーフ種・・・存在していることすら疑われそうな種。絶滅寸前。初めて道具という物を作成した種族。身長と共に体重も少ないが、それに見合わない怪力を持ち合わせている。その為、脂肪が少なく筋肉量が多い関係で病気への対抗はある。知能は人間よりは下。飢饉に弱い。寿命は80〜100。


竜人種・・・謎な種。個体数がもとから少ない上、生息地も詳しいことは分からない。凶暴なのが多い。特徴としてドラゴン、ワイバーンに変化できる。個体によって大きさなどの特徴も変わる。ちなみに唯一雄しか存在しない種である。一応竜人ではないドラゴンやワイバーンも存在する。ちなみに雄しかいない。寿命は120〜150。


魔族・・・個体によって体の作りすら違う者達の総称。極めて他の種へ敵対的である。明らかに魔物っぽいのに呼吸器諸々があるのは魔族である。地下世界から進出し、かつて他の種へ戦争を吹っ掛けたが、返り討ちに合い、未開拓地や再び地下で暮らす羽目になった。しかし魔王と後に言われる魔族が再び戦争を吹っ掛け、今に至る。寿命は10〜300歳ともはや生物にある繁殖という目的を思わせない程に個体差がある。


異世界そのもの・・・8つの大陸と2つの極点、3つの海洋から成る。地球より大きい星である。衛星が二つ存在するため潮の満ち引きがない。重力や軌道の変化は今のところなし。陸と海の比率は半々。


詳しい用語集。


魔力切れ・・・体力の激しい消耗などで体の限界点を突破、もしくは魔法の使い過ぎで発症する。その症状は人によるが大抵はかなり苦しい。最悪の場合は幻覚、幻聴、大量出血などを引き起こす。脳出血で死ぬ場合もあるので注意。


魔素・・・魔力と同じく、自然界に存在する未知な力。特定の魔物の体内や地域で発生し、魔法の行使を妨げる。魔導具によって魔素を集めることは可能。また魔力の消費が多い者や未成年者にはかなりの悪影響。


魔導具・・・魔力をねじ込んだ道具の総称。作り方には一苦労。専用の知識と技術がいる。様々な用途に使われ、魔法と同じく人類の発展に貢献した。


冒険者と冒険者ギルド・・・文明が発展してきた頃に誰が創設したというわけでもなく、いつの間にか現れた組織。国家や魔法省からの依頼で動いたり、辺りに蔓延る悩み事を解決したりする雑用係。給料は高く、専用の住居が与えられるが、国家などからは便利な傭兵程度にしか思われていない節が多く、殉職率が半端なく高い。騎士との違いは国家の組織に属していない事が挙げられる。ただし騎士は福利厚生が充実。要は冒険者はサラリーマン、自警団。騎士は警察官、軍隊である。


禁忌魔法・・・倫理的に問題視されている魔法や国家一つを滅ぼせるような魔法の総称。他種族合意のうえで禁忌魔法と認定され、魔法省に禁止される。人格に障害をきたすものや次元や空間に影響を与えすぎるものなどがある。


HIV・・・この文字を見た事がある人は多いだろう。そう、かのエイズウィルスである。


実は魔物の体液に存在する物。摂食などで人間に感染する(エイズの感染経路は血液感染や性行為の感染、母子感染などがある)と後天性免疫不全症候群(AIDS)に感染する。水不足は魔法でどうにかなるが、飢饉でも魔物を食べれないのはこれが原因である。だが魔物の体液に最初から存在していたわけではなかった。なおエイズは異世界においても猛威を奮っている。これも合わさりエルフ種の数は減退した。ちなみに魔族は抗体所持。


こちら側、諸葛地球に感染が広まったのは魔物の地球転生によるもの。


地球ではチュパカブラ→猿→人間の順で感染し、アフリカ大陸で広まったあと、1981年に発見される。地球には似たようなのでサル免疫不全ウィルスがあるが、これはHIVが突然変異した物。つまりこちらが元祖である。


魔法省・・・世界魔法連合省。原子消滅戦争の後に発足された魔法の管理と発展で人類を繁栄させるのがモットーの機関。本部は地下に存在する(詳細は不明)優秀な魔法使いで構成されており、新たな魔法の開発を試みている。魔法大臣が最高職。いろいろと裏の噂が存在するがしかし世界を牛耳っているのは事実である。そして様々な魔法の使用を不可能にしている(脳科学の享受を禁止しているのもこの機関)。これらの影響は他種族にも及ぶため、結構嫌われた機関である。毎年新しい魔法を数十個開発している。魔法学者に敬礼。


化学省・・・世界化学魔法連合省。魔法省の逆で化学の発展により、人類の文明開花を目的としている。しかしいまだに文明レベルは中世から進んでいない。創立は結構最近であり、資金繰りに苦戦中。職員の半分は魔法を毛嫌いしており、魔法中心の世界を変えようと日々研究に励んでいる。そのため魔法省とも仲は悪い。しかしこの機関のおかげで疫病や飢饉への対策ができているのも事実である(だが良い噂も悪い噂も合わせて魔法省のほうが有名)。最高職は学会と呼ばれる5人の化学者。


原子消滅戦争・・・異世界の人類間における世界戦争。この戦争で他種族合わせ膨大すぎる死者が出た。魔族が再び地上に進出するきっかけとなった。ちなみに名前の由来の原子消滅だが本当に原子が一部消滅している。この世を構成する理を崩された日である。そして半導体のもととなる原子が消滅したため絶対文明が地球に追いつけない。詳しい事は作中で解説予定。


以上が細かい設定でした。国家に関しては長くなりそうなのでなしです。閲覧感謝します。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る