第24話

「今更お兄ちゃんとヨリを戻したい?

そんなの遅いよ」とアイリが言ってくれ、

幼馴染が半裸の姿を恥じていた。


「あんた、私より胸が小さい分際で、

そのスタイルでよくもまぁ、夜這いができたもんね...」


ハルときたら歯に衣きせぬ物言いだった。



「くっ...」


そうさ、もう美女ギャル、プラス妹も派手派手になっちまってるから、ユーコときたら

たじたじなんだろ。


「な、なんでシンジの部屋にこんなに女が5人もいんのよ...」


「え、いちゃいけない?

うちらイケメン、シンジの家を溜まり場にしてて。

で、イケメンの取り合いなんかしちゃってたりするの。で、あんたは一度シンジを見限った部外者でしょ?

出て行きなさいよ」


「....っっ!」


ユーコ的に居心地悪く。

自分より見た目のいい女の圧にきっと苦しくなったんだと思う。逃げるように窓から帰って行った。これ以後、ユーコが俺の部屋に

くることはなかった。

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