第2話 僕たちの幸せの形

君に求めてほしくて

優しくしたり

素っ気なくしたり

毎日逢ったり

しばらく逢わなくしたり


いろいろ考えて

試してみたけど


結局は

静かにそばにいて

さりげなく優しくすることが

一番良かったみたいだね


僕がしてほしいことも同じ


僕と君は

静かに二人寄り添って

こうやって

優しい時間を過ごすことに

幸せを感じるんだね


がんばりすぎない今が

一番幸せだよ


でも

やっぱり

僕をもっと求めてほしい


そんな衝動が時々込み上げてきて

君に冷たく当たってしまう


だって

泣いて僕を求める君の顔が

すごく

すごく

好きだから

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る