スマホと変態

電車乗った私は、社会の窓を開ける。


君は私を変態と思うかもしれないがそれは違う。


私はスマホ社会に反抗しているのだ。


彼らの視線はスマホに向けられ、私の奇行に気付く者はいない。



不意にカメラと目が合った。


だが気にすることはない、動画でも見ているのだろう。



彼はその後社会のおもちゃになった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る