透明人間

俺はある日透明人間になれる薬を手に入れた。


それは誰もが一度は憧れる物であり、俺も例外ではなかった。


俺はすぐ薬を飲んだ。


鏡に俺の姿は映っていない。


透明人間に俺は学校に行ってみることにした。


俺が見える者は誰もいない。


しかし気づいた。


誰も見向きもしないのは普段と変わらないということに。

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