独裁者のいない国

「あいつは独裁者だ!あいつを辞めさせないと俺たちはみんな殺される!」


街中で一人の政治家が叫んでいる。


彼の言い分に賛同する者もいれば、冷ややかな目を向ける者もいる。


そんな中一人の男が言った。


「この国もしばらくは安泰だな、彼がいくらその人を独裁者と批判しても逮捕されないのだから。」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る