みんなのおじいさん

「おじいさん」


「なんじゃ」


「川にこの大きな桃が流れてたんだよ」


そう言っておばあさんは桃を見せた。


「返してきなさい」


おじいさんはため息を吐き言う。


「え〜」


「え〜じゃない。一寸の子熊とマブダチの子竹の子。この桃もきっとその類じゃ。これ以上は手に負えん」


おばあさんは渋々桃を川に流した。

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