やがて、放課後になり、

マヒロと帰っていたんだが、

俺が色々と俺の正体の真実を告げる前に

マヒロが、

「実は私、知ってたの。

シンジの正体...」

などと言い出したから話す手間が省けた。

「どうしてか、わかる？」

「いや、俺は頑張って隠してたつもりだけど...」

「バカね。

一応、私、幼馴染なわけよ。

仕草とか、身長とか、話し方で

あんたがシンだって分かっちゃうわけよ...！」

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