近代的な都市クェイサー

 夜のとばりが降りた頃、ディン達は輝竜クェイサーのいる都市、クェイサーへと到着した。

 駅を降りると、何やら中心都市エレメントとは違う様子が見受けられる。

ガス灯ではなく、電気で街灯が作られているのだ。

セスティアでは当たり前の光景、しかし外園はそんな光景は見た事がない。

「これは、どういった仕組みで動いているのでしょうか?」

「こりゃ電気だな、クェイサーにはこういうのはやるなって言っておいただけど、我慢できなかったか。」

「電気?雷属性の魔法が関係しているのですか?」

「いや、恐らくだけど竜神であるクェイサーが、他の世界で学んで、発電所を作ったんだろう。外界の示唆になるような事は控える様に言っといたんだが、あいつはそういうのに憧れてるからな。」

 ため息を着くディン。

恐らくセスティアに来た時に発電関連の事を学び、ディセントに持ち帰ったのだろう。

 ほかの都市にそれを教えないだけましではあるが、やはりディンの危惧していた通りだったようだ。

クェイサーは外界の発展に憧れている節があり、話をするといつも外界の事を尋ねてくる。

「まあ発展させちまったものはしょうがないか、他の都市に広めない様に注意だけしとくよ。」

「セスティアではこの光景は当たり前だと、そういう事ですね?」

「よほど未開の土地でもなければな、大体の地域は電気が通ってるよ。」

「僕のいた所も電気あったよ!」

 電気や10階建て程度の建物に驚いている外園は、これがセスティアでは当たり前なのかと感動する。

 蓮やディンにとっては見慣れた光景でも、外園にとっては初めて見るものばかりだ。

年甲斐もなく、というよりも研究者として興奮してしまう。

「素晴らしい……!人類はこう発展していったのですね……?ディセントも、これからこれが広まればこういった景色が見られる様になると……。」

「本当はその世界に則した進み方があるんだけどな、まあこの世界はセスティアの裏だから、似たような発展の仕方をするかもしれないな。」

 街を神殿の方へと向かいながら、外園は眼を輝かせる。

蓮もそれをみながら、三宅島では見られなかった高い建物に興味を持つ。

 島には一軒家やアパート、平屋しかなかったから、こういった背の高い建物というのは、テレビでしか見た事がない。

「あんまり夢中になってこけるなよ?」

「いや、なんともいえぬ感動が。すみません、年甲斐もなくはしゃいでしまいました。」

「お兄ちゃんはこういうの見慣れてるの?」

「俺の働いてる所は、15階だからな。夜景ってのも変だけど、こういうのは見慣れてるな。」

 蓮もまだ知らない事ばかり、知らない物ばかりだ。

エレメントよりは人の往来も少ないが、しかし都市というだけあり色々な人間や亜人が歩いているのが見える。

 やはり蓮は亜人に興味が尽きない様子で、きょろきょろと周りを見回しては感動していた。

「今日は宿に泊まって、明日に明日奈とピノを迎えに行こうか。ついでに、クェイサーの所にも顔を出すか。」

「そういたしましょうか、いやはや興味は尽きないものです。」

「どこに泊まるのー?」

「えーっと、宿はあそこだな。」

 ディンが指さしたのは、都市の中でも一番大きいであろう10階建ての建物だ。

蓮と外園はその大きさに驚きつつ、楽しみだと笑う。

3人は宿の方へと歩みを進めながら、街並みの美しさに目を奪われていた。


「ふう、到着しましたね。」

「ここが……。」

「岩竜マグナマインの治める都市、マグナ・マインですよ。」

 ディン達がクェイサーに到着したのとほぼ同時時刻、竜太と大地は土の都市「マグナ・マイン」へと到着した。

 この都市は炭鉱の発掘が盛んにおこなわれていて、金属が多く出土する。

都市の周りを囲うように山脈が連なり、火山から栄養分豊富な土壌を他の都市に輸出している。

 竜種の亜人も土に属している者がほとんどで、大体が土色の肌をしている。

人間と竜種の亜人の比率的には、一番竜種の亜人の比率が高い地域でもある。

「岩竜というのは……、彼らの様な姿を、しているのだろうか……?」

「竜神は基本人間の姿をしているって、父ちゃんから聞いた事がありますよ。確か、この世界の竜神達は背中に翼を生やした人間の姿、だったかな?他の竜神さん達に会った時は、竜の姿をしていたので詳細はわからないですけど……。」

 人々や亜人達が行きかう中、大地はふと疑問を口にする。

 竜神王であるディンや、竜神と人間の混ざっている竜太は人間の姿をしている。

だから最初は人間の姿をしているのかと思ったが、この世界では竜種の亜人がいる。

 どちらに近い姿をしているのか、という単純な疑問だ。

「今日はもう遅いですから、宿を取りましょう。竜神王の関係者だと言えば、宿も無料になるって父ちゃんが言ってましたし。」

「そうだな……。」

 道行く人々を眺めながら、2人は宿を探す。

駅から出てすぐの所に宿と書かれた看板があり、2人は書かれた看板のある扉を開けた。


「ここが目的地ね。」

「長旅になりましたね。」

 ドラグニートの東側、濁竜フラディアの治める都市「フラディア」に到着した清華とリリエル。

駅には貨物車両と思しき機関車が止まっていて、何やら魚の生臭みを帯びた木の箱が詰め込まれている。

「漁港、なのでしょうか?」

「水の属性を司る竜の治める都市なのだから、水産が盛んなのかもしれないわね。」

 駅から大きな蒸気船が見え、それは丁度港へ帰ってきた所の様だった。

遠目に見て、大きな魚を入れている箱や、網が船からおろされていた。

「ここから国全体に魚を卸している、とかそんな所じゃないかしら?」

「それでは、こちらの名品は魚という事になりそうですね。外園さんのお宅で口にした魚もおいしかったですが、こちらで頂く魚も美味しいのでしょうか。」

「少し楽しみね、ここは私がいたのとは別の世界だから、出てくる食べ物も違う様だし。私のいた国では、オレンジ色の身をした川魚が美味しかった覚えがあるわ。名前は……、忘れてしまったけれど。」

「鮭の様な魚でしょうか?オレンジ色となると、中々いない様な気がします。」

 リリエルから美味しかったという言葉が出てくるのが驚きだが、リリエルなりに何かを変えようとしているのだろうと考え、口には出さない。

 何があったのかはまだ聞けていないが、リリエルを変える程の何かが起きた、それだけは間違いない。

 あの冷徹なリリエルがこんなにも柔らかくなった、大切に思いかけた人を失ってしまったと言っていたが、それはきっと苦しかったのだろうと考えられる。

だから、無理に聞き出そうとは思えなかった。


「あちぃな……。」

「そうだな、サウスディアンの熱帯林と同じくれぇだな。」

 南の都市「ヴォルガロ」に到着したセレンと俊平は、夜なのにまだ残っている熱気に襲われていた。

 この都市は、マグナ・マインから出土した金属を加工し、色々な物を製造する事に特化した都市だ。

セレンが耳を傾ければ、あちこちから鉱石の声が聞こえてくる。

 金属だけではなく、鉱物も仕入れているのだろう。

「あちこちに武器屋あんな、セレンさんの武器とどっちがつえぇんだ?」

「さあな、試し切りでもすりゃわかるだろ?」

 セスティアに比べ科学の発展がしていないディセント、やはりというべきか金属も武器防具に使われている様だ。

 鉄や銀で出来た武器が店頭にでかでかと並べられていたり、セレンが声を聞くことが出来ない金属性の物が陳列されていたりする。

 流石に金はゴールドとして硬貨に使われている為か見受けられないが、シルバー通貨として使われている銀やブロンズ通貨として使われている銅は、出土量が多いからか武具にも使われている様子が伺える。

「今日んとこは休んで、明日にでも竜神ってのに会いに行くか。」

「どんな武器貰えるんだろな?」

「さあな、俺にもわかんねぇよ。」

 宿を探し歩き回る2人、ほどなく宿屋を見つける。

暑いのは少し嫌だな、と話しながら、2人は宿屋の中へと入っていった。


「到着しましたかね?」

「そうだな、降りるぞ修平君。」

「そうですね。あ……、君、大丈夫?」

 北西の都市「テンペシア」に到着した修平とウォルフは、機関車を降りる直前で車いすの少女とすれ違う。

介添え人はいない様で、少女は1人車いすの車輪を回し、機関車から降りようとしていた。

 妹の綾子に似ている気がした修平が、放っておけないと声を掛ける。

「何?あたしになんか用?」

「大変じゃないかな?俺、手伝おうか?」

「いいわよ!アンタみたいな奴大っ嫌いなの!偽善振りかざして、さも自分は良い人ですみたいなさ!」

「え……?」

 後ろに回り、車いすを押そうとした所で、少女が大声を上げる。

修平はその言葉の意味が理解出来ず、固まってしまう。

「oh!少女よ、彼は妹が車いす生活をしているから、それに似ている君を手伝おうとしただけだぞ。」

「何よそれ!ただ単に甘やかしてるだけじゃない!そんなの、ほんとに可哀そうになっちゃうじゃない!」

「かわい、そう……?」

「そうよ!1人で生きる力を奪われて、依存する様に締め付けてるだけじゃない!」

 少女は大声を出すと、怒ったまま機関車を降り、去っていった。

 修平の耳には、少女の言葉が残り続けている様で、機関車を降りた所で立ち尽くしてしまう。

ウォルフはそれを見て、何かを考えている様だ。

「……。」

 ショックが消えない修平は、その場で呆然と立ち尽くしながら、普段あまり考えないその頭で考えを巡らせていた。


「これはまた煌びやかな酒場ですね。」

「クェイサー……、こんな事までしてたのか……。」

 蓮を寝かしつけたディンと、酒が飲みたかった外園は、宿の10階のバーに足を運んだ。

 そこは外園が見てきたディセント的な酒場ではなく、どちらかというとセスティアにあるバーの様な趣だ。

シックな雰囲気に、ジャズを演奏する演者が端の方に居て、カウンターの向こうには何十種類もの酒類が棚に置かれている。

 どれもこれも外園は見た事が無い酒ばかりで、驚きと興奮が綯交ぜになる。

「メニューはこちらの様ですね。バーボン……?スコッチ……?」

「ウィスキーの種類だな、セスティアだと何種類もあるんだよ。」

「セスティアではウィスキーにも種類があるという事ですか、ディンさんのおすすめはどちらでしょうか?」

「俺ウィスキー飲めないのよ、酒苦手なんだ。」

 なんと!という顔をしている外園は、どれを飲もうか悩んでいる様だ。

 メニューをつぶさに眺め、どれがいいのかと悩んでいる。

ディンはディンで、この世界にはまだウィスキーに種類はないのかと考えながら、飲める酒はあるかどうかとメニューを眺める。

「あ、俺モニカテンプルで。」

「それはどういった種類のお酒になるのですか?」

「クランベリーっていう果物のリキュールに、ジンジャーエールをステアしたカクテルだな。この世界にクランベリーがあるかはわかんないから、類似した果物のリキュールじゃないか?ジンジャーエールもあるかわかんねぇから、それに似た炭酸飲料とか。」

「成る程成る程…。では私はこの、ボルテジニの30年という物を試してみましょうか。ロックと炭酸割というのがある様ですが、これはどちらがよろしいので?」

 ボルテジニ、というのはドラグニートの都市の1つで、閃竜が治める土地だ。

雷を司る竜ボルテジニ、この都市の電力事情に一枚噛んでいそうな気もするディン。

「ロックってのは氷だけ、炭酸割ってのは文字通り炭酸で割った状態だな。」

「炭酸とはどの様な飲み物なのでしょうか?酸とつく飲み物という事は、酸味があるのでしょうか?」

「いや、無味無臭だよ。しゅわしゅわする飲み物だ、二酸化炭素ってのが泡を作ってるんだ。」

「二酸化炭素……?では、ウィスキーの風味を楽しみたいので、ロックという方でお願いします。」

 カウンターから店員に注文をすると、店員の人間の男性は静かにドリンクを作り始める。

クェイサーが見てきたセスティアのバーがそうだったのだろう、その物腰は柔らかく、とても淑やかだ。

「こちら、ボルテジニの30年でございます。」

「ありがとうございます。……、芳醇な香りですねぇ、フェルンには無い香りのウィスキーです。」

「こちらモニカテンプルでございます。」

「はい、ありがとさん。」

 お通しというか、おつまみにとチーズが酒と一緒に出される。

チーズはセスティアでいう所のレッドチェダーの様な色をしていて、しかしレッドチェダーとは違う、少し独特な香りをしていた。

「これは……、フェルンの山牛のチーズですかね?昔、母がたまに作っていた様な…。」

「匂いだけでわかるなんて、凄いな。中々独特な匂いしてんな…、酒に合うのか。」

「そうですねぇ、まあまずはこちらを頂きましょうか。」

「そうだな、乾杯。」

 カキンとグラスの重なる音がなり、そしてしばしの沈黙。

ジャズバンドが流すBGMだけがなり、他には客も来ていない為静かな中、酒を味わえる。

「これは……。今までに味わった事のない味ですね、なんとも深みのある味だ。」

「これ、再現度は高いけど違うもん使ってるな。まあジンジャーエールもないだろうし、これが精一杯って所か。」

 互いに、酒の感想を口にする。

 外園が飲んだボルテジニ30年は、その名の通りボルテジニで製造された30年物のウィスキーだ。

熟成期間が長かったからか、木の香りがほのかに香り、ぐっとアルコールが胸を焼く。

 一方ディンの飲んだモニカテンプルは、クランベリーには無い甘味やジンジャーエールにはあまり無い香りがあり、恐らくクェイサーがセスティアに来た時に飲んだものを再現したのだと思われる。


「そちらのお酒は甘いのですかね?アルコールが苦手という事は、あまりアルコール臭のしない品なのでしょうし。」

「そうだな、甘くて美味しいよ。」

「では私も一杯頂いて見ましょうかね、甘いお酒というと葡萄酒の他には味わった事がありませんから。」

「外園さん、飲むペース速いな。」

 ディンがグラスを半分飲むより早く、外園はグラスを空にしていた。

それほど美味しかったのだろうが、ウィスキーをそんな速さで飲むとは、とディンは驚く。

「こちら、モニカテンプルでございます。」

「あ、俺チャイナグリーン。」

「かしこまりました。」

「さてさて、味わわせていただきますか……。」

 バーテンが出したピンク色のカクテルを、興味深げに眺めていた外園。

ディンが美味いと言っていたから美味いのだろうと、一口飲んでみる。

「……。これは、ベリーの酸味ですね。しゅわしゅわと口の中が心地良いです、それにこれは生姜でしょうか?」

「正解、生姜を絞って砂糖を加えた炭酸飲料だよ、ジンジャーエールは。」

「こちらチャイナグリーンでございます。」

「それは……、緑色とはまた珍しい色のお酒ですね。」

 ディンが頼んだチャイナグリーンは、香りからするにミドリの代わりにメロンとミントのリキュールを使っている様だった。

ミントの葉の色が抽出されて緑色を再現しているのだろうと、そう考察出来る。

「人工着色料が無いから、ミントで代用したのか、賢いな。」

「人工着色料とは何のことでしょう?」

「食べ物とか飲み物に、人体に無害な色を加える事だよ。そうやって、彩りを演出してるんだ。」

「成る程、そういった趣向もあるのですね……。いやはや、セスティアには興味が尽きませんね。」

 出されたモニカテンプルを美味しいなと飲みながら、外園は話を聞いている。

やはり、科学的にディセントよりも発展しているセスティアには、興味が尽きないという様子だ。

 ここクェイサーは、その一端に触れられる稀有な例、とでもいえば良いのだろうか。

外園は楽し気に、そして研究する様に街窓から街を眺めていた。


「次はテンペシアの55という物を頂きましょうか、これは莫竜の都市で作られたウィスキーという認識でよろしいのでしょうか?」

「飲むのはやいなぁ……。そうだな、55って事は55年熟成したって事だよ。」

 体質的にアルコールにそこまで強くないディンが、ちびちび飲んでいるのに対して、まるで水でも飲んでいるかの様に酒を飲む外園。

 元々酒豪であった事が伺えるが、ディン達が来てからはあまり酒を嗜まなかった為、あまりその様子は見受けられなかった。

 外園は蓮や竜太の前ではパイプも吸わない、それをわきまえているのだろう。

「このウィスキーはチーズとよく合いますね、ジパングに居た時はアルコールの輸入も大変でしたので、いやはやこういった場所は魅力的です。」

「そういや灰皿は……、あるな。煙草吸うか。」

「そういえばディンさんの吸っているそれは、パイプとは味が違うのでしょうか?」

「多分違うんじゃないか?吸ってみる?」

 おひとつどうぞ、とディンがechoを差し出すと、ありがたいと外園は受け取る。

煙草を口に咥えると、指先に魔法で火を灯し、吸い込む。

「これはまた新鮮な味わいですねぇ、紙巻き煙草と言いましたか?紙の燃える香りが混ざっていて独特です。」

「俺達の世界じゃパイプ吸ってる方が珍しいんだけどな、吸うの難しくないか?」

「慣れ、ですよ。私はもう何百年と吸っていますから、吸い方に慣れているのです。」

 ディンは色々な世界に赴く、その中でパイプを吸った事もあるが、吸いづらい事この上ないという感想だった。

パイプは紙巻き煙草と違い、吸い方にコツがいるのだ。


「ふむ、パイプと違ってすぐに吸い終わりますね、これは利点と取るべきでしょう。」

 五分と待たずに吸い終わり、灰を灰皿に落とす外園。

新鮮な事が味わえるというのは、幾つになっても楽しいものだと考える。

「吸いたかったら俺のいくらでもあげるぞ?」

「いえ、私はパイプの方があっている様です。長い時間をかけて、ゆっくりと満喫したいものですから。」

「そっか、まあ確かに煙草を長く吸うってなると何本も一気に吸うって事になるからな。」

 言いながら煙草を口に咥えるディンは、zippoライターで火を点ける。

 煙草の煙を深く肺に落とし込み、味わってから吐き出す。

Zippoのオイルの香りも一緒に吸い込み、それがまた美味いのだと笑う。

「ディンさん、少し酔っていませんか?顔が赤いようですが。」

「ん?んー、多分酔ってるな。」

「では水を飲むと良いでしょう。マスター、彼にお水をくださいな。」

 気が付けばカクテル2杯で酔いが回っていたディンは、出された水をゆっくりと飲み込む。

 外園はもう一度ボルテジニの30年を頼み、今度はゆっくりと味わう。

夜が更ける中、2人は酒と煙草を楽しみながら話をし、そして盛り上がっていった。

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