不調
「では、進みます!」
コルトさんの掛け声と共にゆっくりと前進する私達。
相変わらず頭上からは、ガチンガチンと物凄い音の合奏が響いている。
流石のこれには、足がすくみそうになる。
「……これ大丈夫なの?」
リステルも顔色を青くして、コルトさん達に聞く。
「まだ大丈夫です。もう少し頑張ってください」
そして、もう少し歩いたところで、
「止まってください」
と、コルトさんが手をゆっくり上げて、私達を制止する。
「あれを」
そう言って、指をさす。
その方向にあったのは、口が裂けたような形をした洞窟の入り口だった。
その入り口は、遠目から見てもかなり広いことがわかる。
そして、夥しい数の
「コルト。何かおかしい。おおよその場所は地図に書き込んだから、急いで下がるぞ!」
「……嫌な予感がしますね。みんな頭上を飛んでいる
コルトさんが慌てて指示を出した瞬間だった。
洞窟の入り口付近を蠢いていた無数の
そして、口のように開いた洞窟の入り口からも煙がでるように、とてつもない量の
「マズイっ! サフィーアの近くに集まれ!」
シルヴァさんが声を上げる。
慌ててサフィーアの近くに駆け寄り、
「煌めけ、蒼玉の盾よ。我が紋章を示し、絶海の如く全てを阻め! エスカッシャン・サファイア!」
私達が蒼く煌めく結界に守られた直後に、それまで頭上を飛んでいた
「なんでこいつら急にっ?!」
リステルがかなり動揺した様子で叫ぶ。
かく言う私も、かなり動揺していたというか、腰が抜けそうだった。
ギチギチと気持ち悪い音をたて、何匹も結界を這いずり回っている。
超至近距離で、しかも生きたままを見ていることになるので、正直怖いどころの話じゃない。
そうしている間にも、結界に張り付いているものとは別の
「サフィーア。結界は維持できそうか?」
「いっ維持はできるが、この結界は動かすことは出来んぞ?! どうするつもりじゃ?」
シルヴァさんに聞かれたサフィーアは、かざした両手をプルプル震わせ、声も詰まらせながら言う。
「殲滅するしかないわねー。攻撃範囲が広い魔法を使える人が五人もいるからー、勝機はあるかしらー」
こんな時にものほほ~んとした口調をしているカルハさんだけど、顔は全く笑っていない。
「まずは頭上を旋回しているものを叩き落とすぞ」
「ダウンバーストですか?」
「いや、メノウはアブソリュートエンドだ。群れの中心に本気でぶちかましてやれ!」
作戦は、まず上空から襲われない様に、頭上の
すかさず残りをシルヴァさんが上空から叩き落とし、一直線に突き進む。
目標は巣と思われる洞窟の入り口。
そして、後続がでてこれないように入り口を塞いでしまう。
シルヴァさん曰く、巣の出入り口は一カ所しかないだろうという事なので、私がフローズンミストで洞窟内の温度を一気に下げる。
「メノウッ!」
「はっはいっ!」
シルヴァさんの掛け声に合わせて、魔法を発動する。
目標は頭上を隙間なく埋め尽くす様に旋回している
片手をかざし、魔法を発動するべく大群の中心へ目を向ける。
ゾワリ。
私の背筋が冷たくなり、何かが抑えきれずに溢れ出る感じが起こった。
「サフィーア! 結界の強度を上げてぇぇぇぇぇ!」
これはマズイと感じて、思わず叫び声をあげる。
その瞬間だった。
目を覆いたくなる程の眩しい青色の光が、上空の
その青い光は、一瞬で私達を守っている結界をも飲み込んでしまった。
「はぁ……はぁ……」
溢れ出る力を何とか押しとどめようとしたけど、無理だった。
私は息苦しさを感じて、肩で息をする。
視線を上げた先に見えた光景は、氷漬けの草原。
そして、次々と空から落ちてくる、凍り付いた
それは勢いよく地面と衝突して、轟音を立てながら粉々に砕け散っていく。
さっきまで空を埋め尽くしていた
結界に張り付いていたものも、完全に凍り付き死んでいた。
「メノウ! しっかりしろ!」
自分の起こしてしまったであろうこの光景を呆然と眺めていたら、シルヴァさんに肩を思い切り揺さぶられた。
「呆けている暇はない! 洞窟から後続が出てくる前に一気に近づくぞ!」
ハッとして、周りを見渡す。
結界の中のみんなは無事だったみたいだ……。
「大丈夫だから。瑪瑙いくよっ!」
リステルが私の右手を掴み、ぎゅっと握る。
「それでは、結界を解く!」
サフィーアがそう声を上げた瞬間、青く煌めく結界がパッと弾ける様に消えた。
そして、一斉に走り出す。
ほとんどの
ただ、羽はボロボロになっていて飛べる様子ではなかった。
そいつらは足止めするつもりなのか、私達に向かって突っ込んでくる。
「邪魔しないでーっ! イグニッション!」
すかさずカルハさんが飛びかかり、上段から頭を切りつける。
ゴウッと音と共に、青い炎が噴き出し弾け飛ぶ
「こいつらっ! 固いっ!」
「クソがっ!」
そう言いながら、てこずりつつも何とか
外骨格が中々に硬いらしく、あまり力の無いアミールさんの片手剣では致命傷を与えづらいようだ。
それでも上手く注意を引き、スティレスさんの大剣を叩きこむ隙を作りだし、スティレスさんはその隙を逃さず大剣を叩きこんでいた。
行く手を阻もうとする
だけど、既に結構な数が洞窟から飛び出してこちらに向かって来ている。
「この距離ならっ! アースウォール!」
そう言いながら、ルーリは片手を地面につける。
すると、ゴゴゴゴゴっと地鳴りを起こしながら、洞窟の入り口が、どんどんせり出してくる土の壁に塞がれていく。
飛び立とうとしていた何匹かは、せり出してきた土壁に挟まれて潰されていく。
「よくやった! このまま一気に駆け抜けるぞ!」
何とか上空からの襲撃をかいくぐり、洞窟の入り口にたどり着く。
そして、私は土壁に手を当てる。
フローズンミストを発動しようとした瞬間に、またゾワリと背筋が冷たくなると共に、抑えきれない力が溢れる感覚がまた起こる。
「ぐうううっ!!」
必死に抑え込もうと歯を食いしばる。
「メノウ! 何も考えないで解き放て!」
シルヴァさんが大きな声で言い、私の背中を思いっきりバシンと叩いた。
「あっ!」
咄嗟にそんなことをされて、抑え込もうとしていたものが全部溢れ出てしまった。
瞬間、パキパキパキと物凄い音を立てて、塞いでいた土壁に霜柱が現れた。
土壁の奥から大量に響いていた、壁を引っ搔くような音がどんどんと静かになっていく。
「残りは飛んでいるヤツだけっ!」
リステルが上空を睨んで言う。
だけとは言うが、その数は十や二十ではない。
「いっきに叩き落としてやる! ダウンバースト!」
シルヴァさんが片手をあげ、勢いよく振り下ろす。
頭上から空気の塊がドスンと降って来たかと思った時には、上空にいた
立て直す隙を与えないように、ルーリ、サフィーア、シルヴァさんはすかさず魔法で追撃を行う。
それと同時に残りの私達は、生き残った
飛び立とうとした目の前の一匹をまずは一閃する。
いつもより強い青色の光を纏っている剣を振る。
剣に魔法を纏う分には、あの気持ち悪い感覚は起こらないみたいだった。
ただ、自分でもはっきりとわかるぐらいに、間合いに踏み込めなくなっていた。
普段ならもっと深く踏み込んでしっかり切りつけるのだけど、それができない。
シルヴァさんが言っていた通り寒さに弱いのか、少し浅く切りつけても、そこが凍り始めるとすぐに動かなくなってしまう。
おかげで何とかなっている。
怖かった。
虫の形をしている魔物だから怖いのか、それとも、戦うこと自体が怖くなったのかは今は全然わからない。
ただはっきりしていることは、目の前にいる魔物がどうしようもなく怖くてたまらないという事だけだ。
それでも、がむしゃらに剣を振る。
恐怖をごまかす様に、必死に振る。
そうして何とか、外にいる
「はぁ……はぁ……」
浅い呼吸を繰り返し、周囲の警戒をする。
「瑪瑙。もう大丈夫だから、ちょっと座って休憩しよう?」
「瑪瑙お姉ちゃん行こ?」
そう言って、リステルとハルルが私の手を取り、引っ張っていく。
「みんな怪我はありませんか?」
一つの場所に集まった私達に、コルトさんが声をかける。
「ええ、大丈夫よ。ただ、虫系の魔物はホントやり辛いわ」
「だな。堅いわしぶといわ。更には数がいるってなると、もうしばらくは見たくないな」
アミールさんとスティレスさんがため息交じりで言う。
「体はどうですか? 痺れた感じとかは?」
コルトさんの言葉に、みんなが大丈夫という。
「でも、瑪瑙お姉ちゃんの様子がおかしかった」
ハルルは私の顔を心配そうに見ている。
「大丈夫だハルル。それはみんな気づいているぞ。瑪瑙、魔法の制御が上手くいってなかったな?」
シルヴァさんが私の前に来て、ポンと頭に手を乗せた。
「はい。ごめんなさい……」
うつむきながら、謝る。
「いや。様子を見るって言っていたのに、こんなことになってしまってすまんな」
シルヴァさんが肩をポンポンと叩く。
「あれがー、メノウちゃんの本気の魔法だったのかしらー?」
カルハさんが首を傾げながら私の方を見る。
「いえ、よくわかりません……。魔法を発動しようとすると、背筋が冷たくなったって思ったら、力が溢れ出そうになって、必死で抑え込もうとして……」
自分で感じたままを話しているつもりだけど、上手く話せているかわからなくなってきた。
どうして急にあんなことになったのか、さっぱりわからない。
これがシルヴァさんが言っていた、不調なのかな?
「……ごめんなさい」
再びうつむいてしまう。
「瑪瑙。気にすることはないわ。それでもちゃんと上手くいったんだから。ね?」
そう言って励ましてくれるルーリ。
「でも……でもっ! もしサフィーアの結界で私の魔法を防ぎきれてなかったらみんながっ!」
そう。
今も目に見える範囲の草原は、青白く凍り付いたままなのだ。
そんな魔法を発動してしまった自分のことも、とても怖かったのだ。
「メノウよ。あの魔法では妾の結界を破ることはできん。安心するのじゃ」
「……ホントに?」
「ああ。同じ水の属性じゃからな。結界自体が凍り付くことはあっても、中にいる妾達には届きはせんよ」
優しい声色で私に話してくれるサフィーア。
サフィーアの一言にホッと胸をなでおろす。
「これからどうするんですか? 洞窟はこのままですか?」
ルーリが質問をする。
「いや、中の確認はするぞ。ただ、もうしばらくはゆっくり休憩しよう。まあ死骸だらけだがな」
シルヴァさんが苦笑しながら言う。
「洞窟の中って、入って大丈夫なんですか?」
「少なくとも、地上で戦うよりかはましだな。自由に飛び回れないし、襲ってくる方向もわかるからな。それに、メノウの魔法でかなりの数が死んでいると思うぞ」
ルーリと話していたシルヴァさんが、急に私の名前を言ったのでビクっとしてしまった。
「上手く魔法が発動してればいいんですが……」
不安になり、思っていることを正直に話す。
「霜柱が一瞬で出来るぐらいに強力なのが発動していたのをちゃんと見ているから、そこは心配しなくてもいいぞ。問題は、洞窟がどれだけでかいかって所だな……」
それからしばらく休憩をとり、洞窟へ入ることになった。
まずは入り口を塞いでいる土壁に耳を当て、中の音を聞き取る。
「何も聞こえてこないわねー?」
のほほーんとカルハさんが言う。
確かに、何も音は聞こえてこない。
そこで、土壁に魔法で小さな穴をあけ、風属性魔法のウィスパーを使って内部の音を拾う。
魔法を使うのは私とリステル、それにシルヴァさんの三人だ。
「……何も聞こえないな」
「私も聞こえないよ」
「同じく」
羽を動かす音、地面をはいずる音、
……あれ?
今、私は普通に魔法を発動できてたよね?
あの嫌な感覚も一切感じずに、ウィスパーを発動できた。
どうしてだろう?
っと、考え込んでいる場合じゃなかった。
「よし、壁の一部を崩して中に入るぞ」
シルヴァさんの指示に合わせて、ルーリが土壁に手を触れ、少しずつ土壁を崩していく。
しばらくして、人一人が通れそうなくらいの穴が開いた時だった。
穴から白い冷気が漏れ出てきた。
「寒っ!」
ルーリがあまりの寒さに飛び退いた先に、
その姿を確認して慌てて武器を構えるも、襲ってこない。
よく見てみると、霜が付着して息絶えていた。
「ルーリ。一気に崩していいぞ」
「わかりました」
シルヴァさんの指示に従って、土壁を大きく崩す。
すると、崩れた場所から大量に
「ひっ」
「うわっ」
私を含め、何人かが小さな悲鳴をあげる。
死骸全て、良く見なくてもわかるくらいに真っ白に霜が付着していた。
そして、光が入って見通しが良くなった洞窟の入り口には、同じように真っ白に霜まみれになった夥しい数の
この洞窟自体も、氷でできた洞窟かと勘違いしてしまう程に、壁は真っ白に凍り付いていた。
「この冷気の中を入っていくのは危険ねー。私がウォームスキンを使ってみんなの体温の維持をするわー」
カルハさんがそう言い、指をパチンと鳴らすと、私達を薄っすらと赤い光が覆う。
「後はランタンの準備だな」
そう言って、ルーリとサフィーアにシルヴァさんがランタンを片手に持ち、
「よし、行くぞ!」
と、シルヴァさんの掛け声と共に洞窟へ入ってく。
洞窟の中はかなり広かった。
そして、びっしり隙間なく
所々天井や壁にも張り付いたまま凍っている亡骸がある。
「こっこれはかなり寒いわね……」
アミールさんが剣で亡骸を壊しながら進み、身震いをする。
「私のウォームスキンで体温の維持をしていてこれだとー、魔法を切ると一瞬で凍り付いちゃうかしらー? 待ってねー? 今魔力の量を上げて調節するわー」
のほほーんと怖いことを言っているカルハさんだけど、すぐに寒さが軽減した。
そうして、亡骸に邪魔されつつもゆっくりと確実に歩を進めていく。
すると、
「ん? なんだこいつ? あっ!
スティレスさんが何かを見つけたらしく、大きな声を上げる。
そこには、
「これは、私達が追いかけていた
「
コルトさんとシルヴァさんが、納得したと言わんばかりに頷きあっている。
ちなみに、私達が追いかけていた
しばらく進むと、巨大な縦穴が見えてきた。
その中央には、とてつもなく巨大な巣と思われる物が下へと続いている。
その下は、ランタンの光が届かないくらいに深かった。
「大きいと思っていたけどー、これはちょっと大きすぎないかしらー?」
カルハさんの顔が引きつっている。
「これ、どうやって降りるんだ? っと言うか、下まで降りれんのか?」
スティレスさんが頭を掻きながら下を覗き込んでいる。
「安全に降りるとなると、壁を階段状に掘っていくしかないな」
「安全じゃない方法って何だよ?」
「この間のメノウが上空へ吹き飛んだ時みたいに、魔法で風を起こして降りるって方法があるな」
「いや、あれは勘弁してくれ……。見ている方も怖かった」
スティレスさんの質問に、ニヤリと笑って答えるシルヴァさん。
「冗談だ。流石にそんなリスキーなことはしないさ。それに、土属性の魔法を使える者が二人もいるんだ。そんなに時間はかからないはずだ」
そう言わけで、壁を螺旋状に魔法で掘りながら進むことになった。
「ルーリ。私がやってもいい?」
「良いけど……大丈夫?」
「んー、無理そうだったらお願いしていい?」
「わかったわ。無理しないでね? 瑪瑙」
「ありがとうルーリ」
さっき、ウィスパーは何事も無く発動できた。
下位下級の土属性の「ディグ」程度なら使えるかもしれない。
早速左側の壁に手を当て、魔法を使う。
ズズズズと音を立て、問題なく人が三人並んで歩けるほどの広い穴が開く。
魔法で崩した土は、そのまま穴の下へと落としていく。
「瑪瑙いけそう?」
「うん。大丈夫みたい。それじゃあこのまま下に向かって行きますね」
時計回りに縦穴を螺旋状に掘り下り進む。
右手には巨大な巣がずっと見えている。
これは、ビルぐらいの大きさがあるんじゃないかな?
それにしても気味が悪い。
結構な時間をグルグルと回って、ようやく地面が見えてきた。
「生き残りがいると思っていたんだけど―、まだウォームスキンが必要なほど寒いからー、それも無さそうかしらー?」
底まで到着しても、巣や壁には霜が大量に付着していた。
そして、底にも大量の
「ふぅ……」
溜息をつく。
吐く息は、冬の寒空の時のように白かった。
「流石に疲れた?」
ルーリが心配そうに聞く。
「ううん。ちゃんとイメージ通りに発動できてホッとしただけだよ」
「うん。ちゃんと安定してディグを使えてたわね」
「戦闘中じゃないからな。落ち着いている時はちゃんと制御できている可能性があるな」
ルーリと話していると、シルヴァさんが話に入ってくる。
「ホッとしている所悪いんだが、取り合えず今はこの底を探索だ。何があるかわからんから、気を引き締めてくれ」
「「はい」」
そうして、しばらく一纏まりになって巣の一番下を探索していると、一匹だけ他の
今まで見た
でもこいつは、他の
「
「「「「えっ?!」」」」
コルトさんの突然の発言に、私、リステル、ルーリ、サフィーアが声を上げる。
「ハルルは全然はいらないから無理っ!」
両手を上げて嬉しそうに言うハルルちゃん。
「ではハルルは、私達と一緒に幼虫を取りに行きますよ。貴重なものです。出来るだけ確保をしてしまいましょう。後は場所をギルドに報告して、どうするか協議ですね」
コルトさんの無慈悲な一言に、ハルルちゃんは、
「やだぁぁぁぁぁっ!!!」
と、叫び声を上げながらコルトさん達に連行されていく。
心の中で、頑張れハルルと応援していると、
「さて、私達もさっさと集めてフルールに戻るぞ」
と、こちらも無慈悲にシルヴァさんが言い放つ。
そうして、大量の
コルトさん達が集めてきた、大きく白い芋虫の死体がうず高く積まれているのを見て、悲鳴を上げそうになった。
ハルルちゃんは遠い目をしていた気がする……。
後でいっぱい褒めてあげよう。
こうして、波乱の多かった
二日程かけて草原を歩き、フルールに戻ってくることができた。
その道中は一切魔物に襲われることは無く、私の今の状態を確かめる機会はやってこなかった。
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