第408話 森妖精の秘密Ⅰ
「フォルボス。他の皆を探すのを任せられるか?」
「勿論だ」
「よし。行って来てくれ」
「大丈夫なのか?」
「勿論だ」
俺がそう答えると、フォルボスは「ありがとう」と俺の前から立ち去った。問題は、この
と、するならば、何とか隙を見て
「危ない顔をしておるの。何かよからぬ事を企てておるな?」
「何だと思う?」
俺は縮地を使って
ただまあ、俺にはそんな攻撃など関係ない。
「これはキツイだろ?」
「なっ……!?」
コンスルは俺の動きに反応することは出来なかった。俺が放った零距離射撃のレミントンM870、ポンプアクション式ショットガンの一発の散弾は、コンスルの体内を駆け巡った。
「何だこの武器は……」
見るからに致命傷だった。吐血し、ぜえぜえと息を切らしていた。まあ、普通なら俺の強化されたショットガンの威力なら、全然死んでも可笑しくないんだけど、この
「遠慮なくいかせてもらうぞ?」
「な……何をする気だ!?」
ショットガンで攻撃をすると意外とあっけないもんだ。俺は
驚くべきことにこの
まあ、
あとはここの施設の子供達についてだ。あそこでへばっている眼鏡の男がここの施設を管理している人間で、
だから、今まで冒険者達が次々とやられていたんだ。勿論、ここの施設の魔物のレベルが相当高いのは分かる。この
「い――一体何をした!?」
「まあ色々と情報を貰ったさ。悪いけどアンタは死んでくれ」
俺はそう言って掴んでいた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます