第二章 【二枚貝の酸味溢れる引力の宮】 舞台:自宅

誠二郎がハツの乳房をとくとく吸っている。


誠二郎の頭の中に声が広がる。


声「誠二郎!! 答えろ!! お前は乳泉とくとく宇宙に操られている!! 早く気づくんだ!! そして、ハツを……!!」


誠二郎はすぐに声の正体に気づいた。そして、ハツの乳房を吸うのをやめた。


ハツ「あら? お気に召さなかったかしら?」


誠二郎「ハツ、お前の乳房には……悠久の怨念が籠っている」


ハツ「はい?」


誠二郎「数々の男が、お前を前にして堕落した。それはただの偶然じゃない。お前に堕落した人間が、俺を堕落させようと、俺を大銀杏の引力に引き込んでくるのだ!!!」


ハツ「何を言っているのかがさっぱり分からない」


誠二郎「俺だって分からない。ただ、今、俺は俺からのメッセージを受け取ったのだ。乳泉とくとく宇宙のどこかで、俺と同じようにハツの乳を吸う俺から!!」


ハツ「……」


誠二郎「お前の乳房には、が漲りすぎている。お前を手にするためには、俺はあまねく乳泉とくとく宇宙から、お前の恋敵を一人一人殺していかないといけない!!!」


ハツ「ならば、宇宙を変えるのよ」


ハツは乳房をしまい、女性器を繰り出した。


ハツ「舐めなさい。二枚貝の酸味溢れる引力の宮を、旅するの」


誠二郎の舌先が、ハツのクリトリスに触れる。


誠二郎は、あまりの刺激の強さに卒倒しかけた。


ハツ「ミサイル発射!!」


ハツの潮吹きを浴びながら、誠二郎は新たな宇宙に突入した。

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