ダンスホール~戦闘前~

2階への階段を登ると、そこは広い広いダンスホール。高い天井に釣られたシャンデリアがキラキラと輝き、フカフカの絨毯の上では、きらびやかに着飾った男女の人形たちが楽しそうな表情でワルツを踊っています。


ダリア : 踊っている? 今も動いて踊っている、ということですか?

GM : いえ、動いているポーズのまま固定されています。

エリカ : (私たちが登ってきても特に敵意むき出しで襲いかかって来たりはしませんよね?)

GM : それはどうでしょうね? そして、突如アラーム音が鳴り響き、絨毯の魔法陣から魔道機械が組みあがり、すぐさま襲い掛かってきます。

ゴーシュ : 「よしきた」ハルバートを構えて前にでます。

エリカ : 「……」(サーベルを抜き放つ)

ゴーシュ : 「1070ガメルのハルバートと1200ガメルのプレート! 合わせて2270ガメルの力、見せてやるぜ!」

ダリア : マネーイズパワー!(笑) おおっと。アシュレイちゃんに階段の下に戻ってもらうとかできなさそうですか?

GM : ダリア先生がそう言って階段の方を向くと、シャッターがガー! っと、下がって、退路を塞いでしまうのが見えます。

エリカ : とりあえず奇襲ではないですよね?

GM : 奇襲ではありません

ダリア : 「……こんな仕掛けがあるだなんて、本当にここは、何某かの試練のためにあるドールハウスなんですね!」とか思わず嘆いたり。

エリカ : 「……刻む」

GM : さて、みなさま、戦闘ですが、よろしいでしょうか?

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