天井のシミ数えた方がマシ

児島 明廣

天井のシミ数えた方がマシ

天井のシミ数えた方がマシだわ!


という決まり文句、すげー退屈な話をされたとき、すげー退屈になる予感がある遊びの誘い、そんな時に頭によぎったり実際に言い放ったことがある人もあるだろう。



……





でも実際天井にシミなんてある?

天井にシミができるメカニズムについてまずお聞きしたい。あんなところ一番シミつきにくい場所じゃん。


ラーメンの汁こぼそうと思ってこぼせる場所じゃない。コーヒーだってそう。宇宙空間じゃねーんだから。



俺たちでいっちょどでかい事してやろうぜ!と一念発起しないとあんな場所にシミなんて付けられない。ほぼほぼ聖域。不可侵領域。


そういう意味では天井のシミは目指すべき対象なのだろう。



おれたちで武道館を震えさせてやろうぜ!お笑いでテッペン取ったるんや!海賊王にオレはなる!天井にシミつけてやる!



この意気込みラインナップに堂々入ってくる。

意気込みラインナップって言葉はマジ意味ようわからんけど、しかしながらそれくらいの珍事。



んで、そうやってグランドライン目指すくらいの心持ちで天井にシミつけたとして、実際問題天井のシミ数える人いんのかな。



天井…で思いつくのは、病院とかの天井が学校の音楽室のと同じでなんか斑点ついてるやつだなー、って思うことくらいだなー。


天井と音楽室てのがけっこう関係性高い感じで脳に入ってる。…そもそも人生に天井が関わってくるのが音楽室とおんなじ天井を見つけたときくらいしかない。



……





なんだ、この内容。


こんなん読むならそれこそ…、いやくそダサいからやめておこ。

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