宮城県:続々と各地域から、速報が届くなかバイクが走る。
夕日ゆうや様から新たなる真相が。
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USBメモリを任された俺は、バイクを止める。
ひと休憩しないと、身体が持たない。追っ手を振り切ったのも大きいだろう。彼らゾン・ヴィラン・ド・サ・ガ星人は危険だ。そう脳が反応している。彼らは人間のDNAを改変し、県を独立宣言させる力を持っている。
え。なんでDNAが関係あるかって?
それは俺には分からない。きっと亡くなったジョージ博士が知っていたのだろう。
彼らの独立を知るものは少ない。それもこれもマキシマム粒子の影響だ。だが、この粒子も完璧じゃない。
風だ。
風に流されるので、濃度の差が生まれるのだ。それにより通信可能領域と、そうでない場所の差が生まれている。
対策を怠った宮城県は完全に孤立している。その上、ゾン・ヴィラン・ド・サ・ガ星人による占拠により今にも独立宣言をだそうとしているのだ。そうなればきっと内戦が起こる。
平和を求めるなら、彼ら星人を抑え込まなくてはいけない。
「このデータをもっていけば、佐賀も神奈川も、独立宣言を取り消すだろう」
平和のため、俺はまたバイクにまたがる。
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聞いたか! 佐賀と神奈川と。それから、関西方面も。
内戦してる場合じゃないから。
ひとり、平和のために、孤独な戦いをしている夕日ゆうや殿の気持ちを受け取ってくれい!!
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【お知らせ】
夕日ゆうや様の作品。こちらもおすすめです。
カクヨムコン中間審査突破の佳品。
「世界掌握系ハッカーの逃亡。あるいは攻撃。」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922411474
お読みくださいませ。
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