4月29日:もう一回、答えを出してみよう。

旧友との対談でやはり自分も考えきれていなかったなぁと感じたので色々書きながら整理していきます。


・勉強のこと

何故勉強しなくてはならないのか。好きな事だけやっていくのはダメなのか。

好きな事だけやって、それで食っていけるのなら万々歳だが好きな事が嫌いな事になったり、それで金が稼げなければ死ぬしかない。その保険、学歴保険を入手する為に俺と彼はどのみち勉強しなければならない。逃げてはいけない。


ただ、残念ながら学歴保険でさえも入手が困難であり、全国の誰かと落とし合ってその人の人生を歪める為、自分の人生を理想に近づける為に、「人殺し」の武器を鹵獲していくのが問題を解いて理解するという事になっていると勝手に解釈している。


こんな恐怖心に駆られながらやり続けて継続出来るはずがないのかもしれない。

だって、本来はもっと楽しいものでこんな痛くて苦しい思いなんかしないで済むものなのだから。


それでも、それだからやらなくちゃいけない。葛藤する時間が無駄なの承知の上だし、逆に葛藤せずに勉強する者だけには負けない自信もある。


やると言えども、先が見えなければこのようにまた折れてしまうので将来のことをもっと考えてみよう。


・将来のこと

正直、自分が何をして生きていたいのかさっぱりだ。ただ、頭の中の抽象的なイメージを外に吐き出して、自分のありったけの技術を駆使してそれを形作っていくのが好きだというクリエイターの気質みたいなモノを俺と彼は共有していて、進路はある程度違えども、彼が北に進めば自分も北に進むだろうし、彼が南に進めば自分も南に進むのだろう。ただ住み分けがしっかりできているだけなのだから。


よって、俺はモノづくりがしたいのだ。小説でも、イラストでも、音楽でも。いや、もう死ぬまで出来る限りの全てに手を出してみたい。

常に何かを表現して自分の頭の中を全部吐き出して、それでもって外界を穢して、はたまた外界に自分の脳髄を穢されたい。


その為に改めてどこの大学に行けばいいのだろう?学歴を得られて、最高の環境が用意できるところがいいなぁ。


やっぱし京都か。住むのも学ぶのもそこが目指せるベスト。というか旧帝大の設備が充実しているのは周知の事実ってやつだから、みんな目指すよなぁ。


結果、明るい夢を掲げて暗いことをしながら全国上位層に切り込んでいくのが今の自分のすべきこと。勉強を手段と捉え、やりたいことをやる為に利用する。

仮に武器の性能が良くなったら、他人に入手方法や扱い方を教えて金を稼げばいい。


やるのだ。今日も明日も。分からなくなればまた納得するまで考えて、再び戦地に走ってもっかい瀕死になって、情けない面構えで帰還してやるのだ。


ここはそういう場所として使っても構わないのだから。


ノルマは......またサボりになっちゃうな。

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