ゼブラ スラリ
[種別]ノック式エマルジョンインクボールペン
[ボール径]0.5/0.7/1.0mm(全3色+0.7mmのみ蛍光6色)
[純正芯]
EQ芯(全長111.0mm 軸径4.4mm)
[使用不可]
三菱鉛筆 SXR(リフィルのカタログサイズだけ見ると入りそうだが、バネ留めのせいで軸に入らない)
[コメント]
ゼブラの対ジェットストリームボールペン。エマルジョンインクという、水性インクと油性インクを混ぜ合わせたインクを使用している。
インクは、かすれはほとんど起きない代わりに、ダマができやすく、インクが糸を引くこともある。これはゼブラの油性全般にある特徴でもある。最近のリフィルは初期に比べるとダマの発生はやや少なくっているが、未だにこの特性は残っている。
筆記抵抗は、旧油性より少し滑らかという感じで、低粘度油性は滑りすぎると感じる人にはいい。
出始めの頃は、0.5mmはカリカリ気味で使いづらかったが、最近のものは改良されたらしく、カリカリしなくなった。
軸は無難なデザインで、クセはない。ただ、グリップが若干太め(サラサクリップと同じくらい)で、太めの軸が嫌いな人にとっては微妙に使いにくい。
リフィルの互換性はほとんどなく、この軸に別のリフィルを入れたり、このリフィルを別の軸に入れることは基本的にはできないと考えた方がいい。
ただ、リフィルを適切な長さに切ることでジムノック等に入れることはできるので、どうしても軸が気に入らない場合は一考の余地はある。
劣化に関しては、耐水性については問題ないが、耐アルコール性は弱い。
低粘度油性インクに付きまとう、経年劣化によるインクの浸透などの問題に関しては、少なくとも私が3年ほど使った限りにおいては起きていない。
ライバルとの比較に関しては、低粘度油性の中では耐水性に問題がない部類なので、そこを必要とするなら候補に挙がるだろう。
また、低粘度油性の中ではしっかりした筆記抵抗がある方なので、旧油性に近い書き味を求めるなら。
[日誌の断片]
スラリはもしかすると、ジェットストリーム以降の新たな楽園になりうるペンになるのではないかと、発売前から期待していたボールペンだった。
しかし、実際手にしてみると、グリップが太いことに失望した。サラサクリップ以降のゼブラは、なぜかエントリーモデルのペンを太めのグリップの軸にする傾向がある。ジムニーライトくらいのほどほどの太さに出来ないのか。
それで思いついたのが、リフィルを切ってジムノックに入れる方法。ジムニーライトとジムノックは似ているようで別物だが、スラリのぶっとい軸を使うよりは100倍マシである。
やってみるとうまくいき、これでようやくジムニーライトに代わるペンを見つけた……と思った。
しかしそうはならなかった。その頃、すでに私は油性ボールペンを使わなくなっていた。サラサスティック(クリップではない。もう廃番したが、サラサにはキャップ式のペンがあったのだ)の0.4mmや、シグノRTの0.38mmを使うようになっていた。
もう私にとって、油性ボールペンは唯一絶対のものではなくなっていた。楽園は必要なくなっていたのである。
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