小説作成

玉井冨治

第1話 アイディア

私が小説を書くにあたって、そこそこ重要視しているのが『アイディア』です。

やっぱりどんなに型にはまっていて、綺麗な文体の作品でもアイディア性に欠けていたらちょっと残念ですし…。

ということでアイディアについて、今回はお話していきます。


[作品の大まかなエピソード]

文学作品における心臓ともいえる作品のベースとなるアイディアは、(私の場合は)日常生活を送っている時に急に浮かびます。

トイレをしている時でも、音楽を聴いている時でも、本当にいつでも浮かびます。

いつ浮かぶのか分からないので、メモを取れない環境にいた時に浮かぶと本当に残念です(忘れてしますので・・・)。

しかしそれにも、どんな時にアイディアが浮かびやすいとかはあります。

1番は音楽を聴いている時、2番はテレビなどで映像を観ている時、3番は小説や漫画を読んでる時、あとは誰かとお話をしている時です。

音楽はラブソングなど恋愛をベースにした楽曲をよく聞くので、私が書く小説も恋愛寄りになってしまうのでしょう。

本当は恋愛ものより、サスペンスとか書いてみたいんですけどね。

映像を観ている時は主にニュース番組です。

ニュース番組では様々な人の日常や世間で起きた出来事などが報道されます。

ニュースになるくらいのことなので、小説の参考にもなるということです。

小説や漫画は何となく読んでいて、それに影響されてというよりかは私の芸術のツボを刺激されて思い浮かぶという感じです。

誰かとお話をしていると、ニュースと同じように様々な人間のエピソードが登場します。

なので、こんな時も浮かびやすいのです。


[細かな、作中のエピソード]

作中のエピソードはベースの時と同じような感じですね。

でも、あえているなれば風呂に入っている時に浮かびやすいです。

湯船につかっている時に、空想を始めて、その空想の中で使えそうなものがあれば小説に組み込もうと。


作品を書くためのアイディアは以上のようなときに浮かびました。

と言っても、恐らく私は自然と発想が出てくるタイプなので考えようとして浮かぶということはほとんどありません。

なので「小説を書こう」→「どういう作品にするか?」→「アイディアを考える」といった細かい過程などはなく、「小説を書こう」→「あ、この間こんなの考えたっけ?」→「じゃあ、それを書こう」といった流れです。


アイディアを感がるのが大変だという方には是非とも、日常的に空想をしてほしいです。

空想の他にも、小説を読んでいる時や音楽を聴いている時にその映像を色まで鮮明に思い浮かべてみてほしいです。

そしたら、より豊かなアイディアが浮かびやすくなると思います。

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