お読み頂きありがとうございました

 つばさ文庫のコンテストに応募させて頂きました【イマドキ幻想曲】今も続きを読んで頂いていたり、完結までお読み頂けたことにとても感謝しています。

 色々と至らない所があったり、つばさ文庫(児童向け)を意識しつつ難しいことをなんやかんやと詰め込んでしまったなぁという反省があったりと💦


 物語は完結していますが、登場人物達やエピソードとしてはひとつひとつが始まりでもあって……



 続きを書けたらなと構想を練っている反面、その後の未来についてはお読み頂いた方々の想像でもいいのかなぁという思いもあります。


 大地君と佐野君、そっけなくも親しい翼君の日々。

 カレンが目覚めるか目覚めないのか……魔法の世界が秘める歪みがどうなっていくのか。

 佐野君と佐倉さん、イオンとエリスがどうなっていくのか。

 御曹司である翼君の大地君達と出会う前の、転校前に翼君を悩ませていた取り巻きのような子供達とのエピソードや、お父さんも絡めた機嫌を取ってくる大人達の姿であるとか。

 悠太さんがどういう経緯でお父さんのあとを継いで執事になったのか。


 考えだせば書きたいことは色々とあり、特にカレンについては彼女を書くことに色々な苦労があっただけに書きたい気持ちはいっぱいです。

 カレンの見た目の美しさと儚さ。1番にイメージしたのは妖精なんですが、物語に出てきた時に意識したのは陶器の人形。感情や思っていることが読み取れない……人形がひび割れ壊れていくように、物語が進む中カレンの変化が目に見えるような描写が出来ていればいいなぁと思っています。それだけに彼女の未来は、書きたいですね……書きたいです。



 執筆を始めた時は苦しみでいっぱいでした。

 応募受け付け終了を控えた、ほぼ1ヶ月前に始めた連載。下書きのストックは8話くらいでした(汗)

 なんとか間に合わせなければ……な事情で、大地君が小学生の時のこと(来夢を知るきっかけや知ったあとのこと)を中学生になってから回想として語らせるという、過去と今を混ぜての描写となった物語の始まり。書いていてもややこしかったのですから、お読み頂いた皆様にも大変な思いをさせてしまったと思います。ごめんなさい💦💦

 実を言いますと、連載前の7月中旬。下書きは4話目の、翼君が出てくる回にして書く手が止まってしまいました。文章が浮かばない、何を書いても気に入らず消しゴムをかける……4話目の下書きには1週間くらいかかってしまいまして(汗)今になってみると毎日続きを更新出来て完結出来たのは嘘みたいな奇跡です。

 最終回は応募受け付けギリギリに執筆・更新という、計画性のない連載でしたが色々と勉強になった連載でした。



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