第4話
「さて、自己紹介もすんだことだし、侑大くん、ようこそ文芸部へ。歓迎するわ」
「…………ありがとうございます」
どうやら俺は、美和先輩に気に入られてしまったらしい。どうしてこうなってしまったんだ。俺はただ、1番目立たなさそうな文芸部に入ろうと思っただけなのに、美和先輩のような美女がいるなんておかしいだろ!何でこんな地味な部活にいるんだ?それに他の部員は、まだ来てないのか?
「あら?何か考えこど?」
「いえ、他の部員の方はまだ来てないのかなって思って」
「いないわよ」
「は?」
今美和先輩なんて言った?
「どうしたの?そんな呆気た顔して」
「いや、美和先輩、俺の聞き間違いかも知れないのでもう一回行ってくれませんか?」
そうだ聞き間違いに違いない。
「仕方ないわね。いないって言ったのよ。私以外の部員は」
どうやら俺の、聞き間違いでは無かったらしいい。
それよりおかしいだろ!どうして誰も部員がいないんだよ!もしかしてかなりやばい部なのか?
「ねぇ、侑大くんさっきからどしたの?さっきから黙ってばっかりだわ」
「いや、少し考え事をしてたんです」
「ふぅん、私をほっといて考え事何ていい身分ね」
やばい!美和先輩の目の色が変わった。どうにか言い訳を考えないと面倒なことになる。
「いえ、先輩に少し見惚れちゃってハハ」
「嘘ね」
ギクッ
「嘘じゃないですよ〜どうして俺が、先輩に嘘をつかないといけないんですかハハ」
「絶対嘘ね。だって侑大くん嘘着く時、目が泳ぐもの」
出会って数分で、俺の癖が分かるなんてやっぱ美和先輩普通じゃない。
「嘘じゃないって言うなら、私の目を見てもう一度言ってみなさい」
あざとい笑みを浮かべながら、俺に近ずいてくる。この状況はやばい!何て可愛いんだ!俺は先輩のあざとさに負け正直に話した。
「はい、嘘です」
「ふふ、よろしい」
先輩は、俺を子供をあやすような笑みを浮かべていた。絶対美和先輩には勝てないと俺は思った。
「それで?何を考えていたの?」
「どうして、先輩以外に部員がいないのかなって」
「あ〜そのこね」
「それがすごく気になって」
「教えて欲しい?」
先輩は、首を傾げあざとさ抜群の笑みを浮かべながら聞いてきた。
反則だろ〜その顔
「はい」
「やっぱ君面白いわね」
「面白くないですから」
「ふふ、いいわ教えてあ げ る」
先輩は、満足したのかやっと教えてくれるそうだ。そしてやっぱり可愛い!
「前までは、部員はちゃんといたのよ?なのに何故かみんなやめていっちゃうのよ」
「どうしてなんですか?」
「それがわからないのよね。私に話しかけてきたから、言葉を返してあげたの、そうしたら退部しますって言って出て行くのよね」
それ絶対先輩が原因ですから!てか先輩なに言ったら他の人退部するんですか!そっちのほうが知りたいですよ!
「ほんと、なにが原因なのかしら?」
あんただよ!あんた!
「どうしたの?」
「いえ、何でもありません」
「そう。なら話の続きをするわね」
俺は、これから先この部活でやっていけるのか?不安だ。こんなことになるんだったら今日は帰っておけばよかった。
「次は、文芸部の活動のことなのだけど」
「はい」
まぁ活動こ方は大丈夫だろ。文芸部なんだから本を読んだり、作文を書いたりするぐらいだろ。だか次の言葉で、それは裏切られることになる。
「文芸部の活動内容だけれど………」
もったいぶらずに、早く言ってくれ。
「ないわ」
「は?」
後書き
評価よろしくお願いします。
最近花粉症すごいですよね。
今日もう1話投稿します
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