3. マカロニ

 結局入子は午後八時過ぎに帰って行った。晩ご飯が好物だかららしい。 かずらは家まで送ろうとしたが、入子は拒否した。

 先程買った肉と野菜で炒め物を作りながら、かずらはぼんやりと考え ていた。

 不要品。他人の目に映らない自分。仲間。一人かくれんぼ。

 炊飯器が、米が炊けた事を知らせる電子音を鳴らす。かずらは火を止 めて炒め物を皿に盛った。茶碗に米をよそう。箸を口にくわえ、両手に 皿と茶碗を持ってテーブルまで歩く。電子レンジ群と向かい合って、夕 飯を食べる。空っぽの自分が、物を食らう。それはえらく滑稽な事に思 えた。

 と、窓辺で何か音が鳴り始めた。

 それが十八番目に入っている携帯電話の音だと気付くのにしばらくか かった。

 かずらは食器をシンクに置いてから、のんびり十八番目を開く。メールではなく通話の着信だった。

『着信 斎藤唯莉ゆいり

 かずらは液晶を見て溜め息をつく。そのまま携帯を十八番目に仕舞う。

 携帯は不満だろうか。携帯不携帯でまともに利用もしない持ち主を恨む だろうか。内心携帯に謝罪しながら、かずらはテーブルの前の指定席に 戻った。

 夜だ。完璧な夜だ。

 静かで、厳かで、儚くて、脆い夜だ。太陽が現れればすぐさま消えて しまう闇だ。

 また、遠くで犬の鳴き声が聞こえた。夜を妨害する者だ。

 しかし今日は彼ないし彼女を恨む気にはならなかった。久しぶりに他 人と話した。あまつさえ初対面の人間と。その疲れが、かずらの全身を 薄膜のように覆っていた。完璧でなくても良い。夜は、夜のままで良い。

 寝る前にかずらは、十八個全ての電子レンジの蓋を開いた。特に意味 は無かったが、彼らに空っぽの中身を晒して欲しかっただけだ。

 翌日、昼前に起床したかずらはシャワーを浴びてから恒例の散歩に出 かけた。

 住宅地を抜け、田畑の中を歩く。隣の住宅地まで約二キロ、真っ平ら な土地が広がっている。今日の空は血の気を失って真っ白になっていた。 太陽の姿は見えない。分厚い雲に遮られながらも、日光はこれほど明るく地上を照らす。太陽は強い。強すぎる。だから空が恐がって青ざめる のだ。

 鳥がさえずり、蛙が鳴く。雨が降るかもしれないな、とかずらは思っ た。もう初夏だというのに、うぐいすが鳴き、紋白蝶が何匹か追いかけ っこをしている。かずらは彼らに構わず足を進める。この散歩に特に意 味は無かった。ただ何かがはじけたあの日から、長期間部屋から出ずに 過ごすと精神衛生上良くないと学んだからだ。だからといって大学に顔 を出す気にもなれなかった。


 いつものコースを回って、『墓場』には行かずにアパートに戻ると、 部屋の前に女がうずくまっていた。茶色く染めた髪は軽くウェーヴがか かっていて、シフォン地のスカートからは白い足が覗いている。

「唯莉」

 かずらは溜め息混じりに彼女の名を呼んだ。

「かずら......」

 薄く化粧をした彼女は顔を上げて今にも泣き出しそうな顔をした。か ずらにその理由は分からなかった。

「何だよ」

「心配してたんだよ!」

 唯莉は大声をあげて立ち上がった。そのままかずらに身を寄せる。

「学校にも来ないし携帯も通じないし、何回来ても居ないみたいだった し」

 それは彼女の勘違いだった。居留守を使ったとは言えない。

「誘拐されたんじゃないかとか、何か事件に巻き込まれたんじゃないか とか、もう、めっちゃ心配してたんだから!」

「おまえに心配されてもな」

 かずらはぼそっと呟いて、しがみついてくる唯莉の身体をそっと離し た。

「一体何があったの? それくらい教えてくれてもいいじゃん」

「別に何も無い。何の問題も無いから心配の必要も無い。それにおまえ にはもう関係無い」

 静かに言って、鍵を開ける。唯莉はグロスで光る唇を戦慄かせながら かずらを見た。

「他に女が出来たの?」

「俺がそんな暇人に見えるかよ」

 ドアを開けて中に入ると、当然のように唯莉も上がり込もうとしてき た。かずらは視線でそれを阻む。

「なあ唯莉、俺達もう何の関係も無いだろ。ほっといてくれないか、頼 むから」

「でも、私達の仲じゃない」

「『私達の仲』だって? いつの話だよ。こういう言い方はしたくないけど、何度か会ってセックスした程度で俺の飼い主になったような物言 いはやめてくれないか」

 唯莉は目を見開いた。

「何よそれ......何その言い草......」

「残念だけどそれが事実だ。もう来ないでくれ」

 かずらはドアを閉めて鍵をした。唯莉が啜り泣く声とドアを蹴る音が したが、ほどなくして何も聞こえなくなった。

 かずらはカーテンを閉めた。太陽が姿を現し、日光が部屋を刺すよう に降ってきたからだ。

 ミネラルウォーターを飲み、定位置に座る。目の前には十八個の電子 レンジ。相変わらず、悪くない出来だった。空っぽの彼ら。いや、一つ だけ、携帯電話が入っている物があるのを忘れてはならない。

 唯莉は何故自分のような人間に固執するのだろう。確かに彼女とは入 学からしばらく親しくしていたが、彼女が言うような『仲』、もっと言 えば友愛なり絆なり、そういった物は存在していたように思えなかった。

 でもそれも、もうどうでもいい事だった。あれだけ言えば唯莉ももう 来ないだろうし、来たとしてもまた追い返せばいい。彼女にはこの電子 レンジ群を見られたくなかった。

 そう思った時、何故入子には見せたのだろう、と疑問に思った。しか し、それも単なる気まぐれだろう。かずらは考えるのをやめた。

 世界はまだぼんやりとしていたが、十八個の電子レンジだけは、他の 物体と何かが違う気がした。立ち上がって、オブジェと向かい合う。そ っとその一つに触れてみる。金属特有の温度。ずっと触っているとかず らの体温が移り、じわりと温もりを放つようになる。かずらは軽く息を 吐いた。悪くない。

 軽く目眩を覚えたかずらはベッドにダイブした。何故かまぶたが重い。 眠気は無かったが、かずらは目を閉じた。まぶたの裏には、やはり嘘っ ぱちの光が舞っていた。これは偽物、これは偽物、これは偽物。

 それからしばらく、かずらはうつ伏せのまま目を閉じていた。



「かずらさん遅いー」

 軽く息を切らせて山道を登り切ると、『墓場』の入り口に鎮座する学習机に入子が座っていた。

「いつ来ようが俺の勝手だろ」

「まあね」

「今日は学校に行ったのか」

「行ったけど、六限フケてここでかずらさん待ってた」

「俺が来る保証なんて無かっただろう」

「んー、何となく来ると思って」

 入子はそう言うと学習机から勢いよく飛び降りた。唯莉を見た後の為 か、入子はえらく幼く見えた。少し日焼けしていて、勿論化粧もしてい ない。アイラインとマスカラで武装した唯莉の眼とは全く違う入子の両 目は、やはり影を感じさせた。

「今日も電子レンジは無いねぇ」

「そうみたいだな」

「他の物には興味ないの? 冷蔵庫とかも、電子レンジと一緒で空っぽ じゃん」

 それは聞かれても返答に困る事だった。かずらは何故電子レンジなの か自分でも分かっていないし、やはり理由は必要無かった。

「今日はむしむしするね」

「そうだな」

 かずらがそう言うより先に、入子は家具の山に向かい、大きな二人が けソファに腰を下ろした。かずらも訳もなくそちらに向かう。

「かずらさんはこの世界に生きてないみたいだね」

 クッションの感触を確認しながら、入子が突然言った。

「何の話だ」

「異星人とかそういう意味じゃないよ。確かにこの世界の人間だけど、 別の所に存在してて、その身体を遠隔操作してるように見える」

 かずらはその言葉を噛み砕いた。何故この子には分かるのだろう。

「なんか、俯瞰してるっていうかさ。フカンって漢字難しいよね」

 入子は『俯瞰』と指で空に書き始めたが、かずらは思わず漏らした。

「世界って何だろうな」

「私に聞かないでよ」

 空は窒息寸前のように灰色になってきた。

「ねえ、どっか別の所に探しに行こうか」

「探すって、何を」

「電子レンジ。きっとここみたいな場所が他にもあるよ」

「近場にあるとは思えないな」

「北柚ヶ丘に川があるでしょ、あそこの堤防広いから、多分皆物を捨て たりすると思う。橋の下とか」

 かずらは入子の提案を吟味する。確かにあの河川敷なら不法投棄も多 そうだが、北柚ヶ丘まで徒歩で行くのは少し厳しいものがある。かずら は車を持ってないし、仮に電子レンジを見付けても持ち帰るには人目が 気になる。それを入子に言うと、彼女は言った。

「確かに遠いけど、バスに乗れば行けるよ。それに段ボールとかをあら かじめ持って行ってたら、それに詰めて何食わぬ顔して持って帰ればい いじゃん。もし複数あったら、一日一個ずつにするとかさ」

「成る程ね」

「どうせかずらさんもヒマなんでしょ? 行こうよ」

 入子は立ち上がり、かずらに手を差し伸べた。かずらはそれを無視し て歩き出した。

 一度スーパーに寄り電子レンジの入りそうな段ボールを二箱調達して から、二人は最寄りのバス停まで歩いた。



 それは標識の脇に三人がけのベンチがあるだけの代物で、屋根も無い。 バス停が視界に入ると、入子は「あっ」と何かに気付いた声をあげた。

「また居る」

 彼女が指さした先、バス停のベンチには、この季節にぼろぼろのニッ トを着込み、フードを被って黙々と編み物をする老女が居た。近付くに つれ、彼女が何か呟いているのが聞こえてくる。

「知り合いか?」

かずらが尋ねると入子は首を横に振った。

「よく見かけるし、学校でもキモいばあちゃんが居るって話題になる程 度」

 二人がバス停に着き時刻表を見ていると、ぶつぶつと何か呟いていた 老女が顔を上げないまま大きな声で言った。

「次のバスは十二分後! 十二分もある! 十二分もあれば蟻んこを何 匹か踏み潰せる! いっつもあたしの邪魔をするんだよ、あの兎は!」

 かずらには彼女が何を言っているのか分からなかったが、少なくとも 次のバスが十二分後に来るという事だけは確かだった。入子は老女の隣 に腰を下ろし、足をぶらぶらとさせている。

「お嬢ちゃん、煙草は吸わない方がいいよ」

「私、煙草吸わないよ」

「お兄さん アンタもね、煙草は吸わない方がいいんだよ。あたしみ たいになるからね。あの犬っころ共は喜ぶけど、煙は地球に悪い! 嗚 呼、ちょっと休憩」

 かずらは立ったまま、ポケットから煙草と灰皿を取り出す老女を茫洋 と見ていた。

「おばちゃん、煙草吸うんだね」

「吸うよ。あたしは健康だからね。お嬢ちゃん、次のバスは十一分後だ よ。乗るのかい? 煙草吸うかい?」

「バスには乗るけど煙草はいいや」

「最近の子は礼儀正しくていいね。悪い子も多いけど、はあ、ウチのバ カ息子は私が編んだ物には見向きもしない」

 老女が煙を吐き出す。

「おばちゃん、子供居るの? 何歳くらい?」

「そらおばちゃんにも子供は居たよ。その子の為にこいつを編んでるん だ! でも兎ばっかりはしょうがない、いっつも邪魔してくるんだ」

 そう言うと老女はどん、と音を立てて足を踏みならした。シロツメ草 が数本、徹底的に踏み潰される。

「いつも編み物してるね」

「してるね。でもあたしもパン喰ってばっかいる訳じゃないよ、こうし て働いてるんだ。お嬢ちゃん、アンタまともだね。良い子だ。煙草吸う かい?」

「煙草はいいよ」

「俺、一本貰おうかな」

 何気なくかずらが口を開くと、老女は初めて顔を上げた。フードから ぼさぼさの髪がはみ出ていて、眼の焦点は合っていない。彼女は確かに 自分の顔を凝視しているのに、かずらは彼女が自分の内臓でも眺めてい るような奇妙な錯覚に囚われる。 「あたし煙草はね、最近軽いのにしてるんだ」

 老女が皺だらけの指をもたもたと動かして煙草を一本かずらに差し出 し、一呼吸置いてから百円ライターを渡す。火を付けて吸い込んで、か ずらは思わず顔をしかめた。

「これ、相当重いぞ」

「軽くしたんじゃなかったの? おばちゃん」

「煙草ってのは吸わなきゃ意味無いんだ。あたしゃメンソールが嫌いで ね、昔っからそうなんだ。旦那は車を買い換えたよ。今流行りの車だ。 名前は何つったっけな。だからあたしはいつかあの兎を轢き殺すんだ」

 その後も老女は支離滅裂な事を呟き続けていた。入子は彼女と会話を 試みたが、結果は惨敗だった。かずらはそれに耳を傾けながらゆっくり と煙草を吸い終えた。久々の煙草は悪くなかった。

 やがて白い車体に水色のラインが走った市内巡回バスがやって来る。 入子が立ち上がった。

「おばちゃん、ありがとね」

「蟻んこには気を付けるんだよ」

「煙草、ありがとうございました」

 老女の閉じかけた両目が再びかずらを捉える。

「お兄さん、アンタ空っぽだね。マカロニみたいに空っぽだ」



 平日の昼下がりの為か、乗客はかずら達の他に二人しか居なかった。 こくこくと居眠りをする白髪の老人と、ぼんやりと外を眺めている学生 風の男だった。二人ともかずらにも入子にも彼らが持っている段ボール にも注意を払わなかった。運転手の声と共にバスが発車する。かずらと 入子は後方の二人がけの座席に収まった。

河川敷最寄り駅までの十五分間、二人は無言だった。学生風の男は一 つ手前で降りたが、二人には一瞥もくれなかった。

 目的のバス停で下車した二人は、無言のまま少し先に見えている土手 を目指した。横断歩道の無い道を注意深く横切り、土手を駆け上がった 所で入子が久々に声をあげる。

「川だねぇ」

「そうだな」

 柚ヶ丘市と隣の市の境界線であるこの川は、幅十メートル程のありふれたものだったが、入子の予想通り河川敷にはゴミがたくさん捨てられ ていた。ペットボトルや空き缶が主で、雑誌や古い釣り用具等もある。

「きっと電子レンジもあるよ」

 入子が言って、川の流れと同じく東に向かって歩き始めた。かずらも 後を追う。角膜に優しい色の雑草は時にかずらの腰の辺りまで伸びてい て、入子は何度か葉で太股を軽く切った。草いきれ。雲という防御壁を 自ら撤去した空は相変わらず青ざめており、太陽はそれを責めるかのよ うにきつい光を注いでいた。背中と頭が熱くなり、汗ばんでくる。

「あ、冷蔵庫」

 草むらの中に古い冷蔵庫が口を開けたまま遺棄してあった。中には汚 水が貯まり、蜘蛛の巣が幾つも張っている。

「これも不要品だね」

 と入子。彼女は冷蔵庫を軽く蹴ったが、それは悪意でなく激励のよう に見えた。

十分程川沿いに歩くと、二人は遂に『墓場』を発見した。いや、正確 にはこの河川敷自体が墓場だったが、電化製品のセメタリーという意味 で、そこはあの丘に比肩するくらい完璧だった。橋の下、陽が当たらな い場所に、洗濯機やラジカセ、スピーカー、冷蔵庫やバーベキューセッ ト等が雑草の合間合間に顔を出していて、どれも土と砂に当たり表面が 茶色くなっていた。橋の上では多くの車がぶうんと音を立てて行き来し ている。

 電子レンジはすぐに見つかった。一つはグレーで割と最近に製造され たと思われる物。もう一方は確実に一世代前だと分かる古い物で、色は 黒。グレーの方が小型で軽かったので入子がそれを持ち、かずらは黒い 方を持って、雑草が少ない更地までそれを運んだ。 「両方段ボールに入りそうだね」

入子は早速段ボールを組み立てると、グレーの電子レンジを収納した。 若干横幅が余ったが、高さはちょうど良かった。かずらも段ボール箱に 黒い方を入れる。こちらは幅に問題は無いものの少しばかり浅く、完全 に蓋をするのは困難だった。しかしかずらは気にしなかった。

「早めに戻らないとバスが混む」

 かずらは段ボールを持って突っ立っている入子に声をかけ、土手を登 り始めた。結構な重労働だった。額の汗を拭う。振り返ると入子も少し 汗をかいていた。相変わらず影のある瞳は、今は少しばかり楽しそうに見えた。 それから二人は再び閑散とした巡回バスに乗り、元のバス停に降り立つ。例の老女はまだニットを着たまま編み物をしていた。

「マカロニさん。煙草要るかい?」

 老女は相変わらず顔を上げずに言った。かずらは段ボールを置いて煙 草を受け取り、一服した。

「ねえおばちゃん、なんでこのお兄さんは空っぽなの?」

 入子が汗を拭き拭き尋ねると、老女はほんの少し入子を見た。

「マカロニだからだよ」

「なんでマカロニなの?」

「空っぽだからさ」

「なんで空っぽなの?」

「自分で捨てたからだよ」

 断定的な老女の言葉に、かずらは他意無く顔を上げ、入子もかずらを 見た。

「要らない物を捨てたら大事な物が残る。でもマカロニさんは大事な物 も捨てちまった。あの犬っころみたいにね」

 老女は編みかけのセーターらしき物を膝に置き、また足下の草を踏み 始めた。

「でもマカロニは食えるからまだ良いよ。あの兎みたいに役立たずじゃ ないからね。あたしだってパンばっか喰ってる訳じゃないよ。マカロニ さんは空っぽだけど、空っぽが似合う人間ってのも居るんだ」

「俺は空っぽのままでいいんですか」

 かずらは茫洋とした口調で尋ねた。目を伏せたままの老女が、中世に 火あぶりにされる直前の魔女のように見えてくる。

「マカロニさんはマカロニさんさ。潰れなければ、空っぽのまま生きて いける。誰かに喰われないように気を付けな」

 老女が編み物を再開したので、かずらと入子は段ボールを持ってアパ ートに戻った。

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