ごきげんよう、こちらの作品も拝読いたしました。
オートバイとか車とか、全然詳しくなくて、申し訳ないなぁと思っていたのですが、夜中に大きな甲高い音で走っている人達は迷惑だなと思いますが、大きなオートバイでお腹に響く重低音を聞くと、なんだか渋くてカッコイイな、なんて思うことがあります。

お仕事で辛い、生きていくのが辛いこと、あります。
でも、仕事は生きていく為の手段で、仕事することが人生じゃないのだから、それで死にたくなるのは本末転倒だな、と思います。
主人公さん、天上天下の方の言葉に、気付いたのでしょうね。
確かに、最後にはだれでも死ぬことは決まっているのだから、死ぬために生きているというのは事実。それなら、どう生きるのか、を考えるようになるな、と思ってしまいました。
今のお仕事にしがみつくだけじゃなく、きちんと生きていく為に必要なお仕事がみつかれば素敵だな、と主人公さんの再生を祈っています。

ある医者が言った話ですが…。

『君は癌で死ぬんじゃない。生まれて来たから死ぬんだ。
人間の致死率は100％だ。生まれたら誰でも死ぬのさ…。
だったら死ぬまでは必死に生きろ。
生きている間は、君は自由だ』

この言葉を思い出しました。

考えてみれば仕事は手段であって目的ではない。
その為に死ぬなんて馬鹿げています。

自分こそが一番

人は皆それぞれが一番

この二つの解釈って、時と場合によって使い分けてもいいのか、悩んでいます（笑）

色の使い方が巧みでした。