第19話 I’ll never see you smile again Bob James & Earl Klugh

[I’ll never see you smile again Bob James & Earl Klugh]


とてもすてきな曲で、映画のようですね。


曲のAメロディは、アコースティック・ギターとベースのユニゾンで始まります。


やさしい、おお伯父様と孫娘・・・くらいに年の離れたお二人が、どこか、郊外の

並木の下でしょうか。そういうところで出会って。


優しいおお伯父様に、娘さんはちょっと戸惑いながら。

その優しさに包まれて、しあわせそうです。



季節は春でしょうか。やさしいストリングスが、ふたりを見まもるように。





Bメロディ。すこしづつ、娘さんは心を開いていって。

自由に、語るようです。


そのメロディを、アール・クルーのギターが語っているかのよう。



ピアノが、遠くから見つめているかのよう。

大人しい青年でしょうか。


娘さんの可愛らしさに、微笑みながら、いつしか。彼は恋している・・・のでしょうか。



転回。


エレクトリック・ピアノが、ギターと語り合います。



青年は、娘さんとお話をしているのかもしれません。

やさしい青年は、その娘さんの心が・・・気になります。





最終章。



ギターのメロディは、A-メロディを転回します。


思い出すように・・・・どことなく淋しげに・・・・・。



ピアノも、優しく、遠くから。ふんわり、ストリングス。




そして・・・・・ギターのメロディは、リタルダンド。




最初の、ギターとベースのユニゾンを、すこしゆっくり目に弾きます。



曲のタイトルからすると、その青年の恋が・・・・失われたのかもしれないな、と思うのです


けど。




そういう映画が見えますね。いい曲です。




日本映画で言えば、晩年の寅さんに・・・・若いマドンナが恋して。


満男くんも恋して・・・そして。



なんて、感じかな(^^)。そういう映画、あったらいいですね。



再編集で作れないかな。51作。


では

では。

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