35番 ATTENTION

@sea-bream

第1話 眠い疲れた深夜テンション

 正直あの時の私は頭がどうにかなっていたと思う。

眠気はあるが、寝る気はなく。

お酒を飲んでいないのに酔っているようだった。

頭がふわふわしていて、

 「ううぇ~~~~~~~~~い」

 「ねみぃ~~~~~~~~い」

「(゚∀゚)アヒャ(゚∀゚)アヒャ(゚∀゚)アヒャ」

と言いながら、のたまわあっていた。

仕事がつらかったのだろう、家族関係に疲れたのだろう

見えない将来の不安に苛まれていたのだろう。

数えたらきりがない。

キーボードのカタカタという音が、心地よく感じるぐらい。

私は、疲れていた。

一生このままではという恐怖が頭をよぎる度に、

目に見えない大粒の涙を流しながら、何が楽しいかわからずに

体を横に振るのだった。


そんなはたから見れば可哀想なのが。

私、都香 れた子だ。

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