抗体検査の結果(初回接種後約半年経過)9月

《結果発表》


抗CoV—2抗体 S:測定値 755.0 U/ml 【基準値 0.8未満】※

判定:(+)【基準値(−)】


おーっ! 初回接種から半年経った今も抗体がちゃんと作られている!


受診先の呼吸器内科医師によれば

イギリス株の感染を抑えるには、この数値が100くらい(ロッシュ社の抗体検査)あれば効果があるそうなので、とりあえずひと安心。


デルタ株にも、ある程度効果があるらしい(ファイザー社とアストラゼネカ社のワクチンについてイギリスで行われた大規模調査では、アルファ変異株に対する効果には劣るが、デルタ株感染において重症化を抑制し入院予防効果が見られたという結果が出ています)。


但し、デルタ株は気道粘膜での増殖スピードが非常に速いので、抗体により体内への侵入は防げても、気道粘膜で増殖したウイルスが咳などと共に体外に排出されるとのこと。


だから、抗体があってもやっぱりマスクは外せない。感染予防も、引き続き行う必要があります。


※注意)基準値は検査試薬によって大きく異なります。

ロッシュ社の抗体検査は、3つのS蛋白質からなるRBD(receptor-binding domain 受容体結合ドメイン)を標的にしてチェックしているので、他社(例:アボット社)の単独のS蛋白質を標的にしている検査より数値が小さくなります(検査感度はどちらも高いらしいです)。


追記)オミクロン株について

ファイザーが、ブースター接種(3回接種)をすればオミクロン変異株に対する抗体が一定レベルで獲得できると発表しました。

嬉しい情報ではありますが、まだ小規模な研究で結果が出ただけの段階らしいので、防御効果があればいいなという期待レベルに止まります。







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