気になる副反応 国内での頻度調査
(厚生労働省 新興・再興感染症及び予防接種政策推進事業/順天堂大学 コロナワクチン研究事務局の発表から数値を引用)
コミナティ先行接種(2/17-) 17、138例 の副反応が出現する頻度調査
先行接種した人たちに観察記録を提出してもらった結果を解析したものです。
・発熱(37.5℃以上) 3.3 %
・接種部位反応 93.0 %
発赤 13.8 %
疼痛 92.4 %
腫脹 12.4 %
硬結 10.5 %
熱感 12.6 %
かゆみ 7.8 %
・全身症状 35.8 %
倦怠感 23.1 %
頭痛 21.3 %
鼻水 10.3 %
2009年に行われた新型インフルエンザワクチン(皮下注射)の副反応報告と比較すると、
発熱の頻度は同じくらい。接種部位反応と全身症状はトータルでは多くて、その内訳を見ると、
・多い
疼痛
頭痛
・少ない
発赤
腫脹
熱感
痛い系が多いみたい。その代わり腫れは少ない。
倦怠感も数パーセント多いのですが有意差は出なかったようです。
グラフを見ると、症状発現頻度のピークは接種翌日で、3日目には症状のある人が減少し始めて8日目にはほとんどの人が軽快。
また、海外で行われた第Ⅲ相試験と比較すると、発熱は同程度で、発赤や疼痛といった接種部位の反応は日本人の方がやや多く、逆に倦怠感や頭痛といった全身症状は少ないという結果が出ています。
接種30分以内の副反応については、以下の通り。
・アナフィラキシー:発現なし
・血管迷走神経反射(失神を伴わない)・動悸・紅斑・痛み:88例(0.44%)
接種後の副作用疑い例(何らかの症状が出て、ワクチン接種との因果関係が否定されなかった例)
:6例(皮膚及び口腔内のアレルギー反応/脱力及び発熱/冷感・悪寒戦慄/突発性難聴/左三叉神経障害)
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海外のデータだけでは不安でしたが、国内での副反応調査が早くも発表されました。もっと詳しく知りたいという方は、厚生労働省のホームページを覗いてみて下さい。
次回から体験レポート編です。
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