第1話 21回目の昇任試験への応援コメント
こちらの作品も、ワークライフバランスを考えさせられる部分がありますね。
本当に大切なものは失敗を通してしか学べない、という感じも受けました。
この終わり方もまた絶妙で。彼がその後どんな支店長になったかならなかったか、想像の余地が残されていますが、個人的には今回の昇進は蹴ってリトライしていてほしいです。
作者からの返信
上田直巳さん、コメントと評価ありがとうございます。
ワークライフバランス、いざ実行しろと言われてもなかなか難しいですよね。
この作品ではそのあたりの難しさについてもちょこっと触れたつもりです。
章介が試験に受かった所までは触れられましたが、この作品はKAC2021の応募作であり字数制限があったので、そこまでしか書けませんでした(汗)
章介は息子と釣りをするのが好きなので、支店長になってもバリバリ仕事をやるタイプではないと思います。
試験に合格した経緯が経緯だけに胸中は複雑でしょうが、同級生の滋に試験に受からないことをさんざんコケにされてきた過去があるので、昇進にはしがみつきそうな?気がします。
第1話 21回目の昇任試験への応援コメント
短編なのに内容が深く、起承転結もしっかりしていてとても面白かったです!
滋の態度には終始ムカムカしました(笑)いくら仕事ができても人の上に立つ人間性ではないですね。
男性って、歳の近い人同士で昇進スピードを比べたりライバル意識を持ったりして苦労していそうなイメージです。
俊吾の細やかな配慮のおかげで合格を手に入れた章介の心は複雑でしょうが、これからは出世に執着しすぎず前向きに生きてほしいなと思いました。
作者からの返信
三山響子さん、コメントと作品への評価をいただき、ありがとうございました。
滋の態度は、自分で書いててムカつく位でしたので、読んでいる皆さんはもっとムカついたことでしょう(笑)
そうなんですよね、男性(特に中年)の悪い所はとにかく出世したかしてないかで比較し合う所ですね。地位の上下で貶めたり頭を下げたり……特に同じ年齢、同期の人間同士で地位が違うと、本当に気を遣います。昔のように掛け値なしに仲良く、とはなかなか行かなくて……。
この作品ではそんな現実に対し、自分なりに思うことを綴ったつもりです。
章介は今回無事に?出世できましたが、ここからは他人と比較することなく、自分の思うようにのびのびと生きてほしいなと思います。
内容が深く、起承転結がしっかりして面白かったとの感想、とても嬉しいです。お立ち寄りくださり、ありがとうございました!
第1話 21回目の昇任試験への応援コメント
私も、仕事の昇給試験ではないけど、仕事に関係した資格試験を同僚と受けたりしたので、気持ちが分かります。時には家族と仕事、またその勉強の間で板挟みになったり。途中、もう胸がギューッとなりました。にしても元同級生の支店長はデリカシー無さ過ぎですよね〜。
作者からの返信
秋色さん、コメントと評価をありがとうございます。
試験の準備って、学生ならいざ知らず、仕事や家庭を持つと片手間でやろうとしても、なかなか難しいですよね。で、上手く行かなくてイライラが募ってしまうと言うか。
僕自身も仕事の関係上必要な資格を取った時、時間のやりくりが上手く行かず、随分悩みました。
そうですね、滋は昔、章介とゲーセンで一緒に遊んだ仲間だったのに。出世を手に入れたことで豹変した(というか、本性が出たのかな)かもしれませんね。
自分の周りにも、出世して豹変したデリカシーのない人がいました。
こういう時に、隠された人間性が出てしまいますよね……。
第1話 21回目の昇任試験への応援コメント
Youlife様
はじめまして!
会社の中で昇進していく事は、本当に色々な思いを引き起こしますよね。嫉妬だったり、優越感だったり、責任感だったり、憧れだったり、落ち込む気持ちだったり······。
でも、大切な自分らしさを失わずにいかれたらいいですよね。
章介さん、踏みとどまれて良かったです。そして俊吾さん、男前過ぎます!
温かい気持ちになりました。
作者からの返信
涼月さん、こちらこそはじめまして。コメントと評価をいただき、ありがとうございます。
会社での昇進は、出来れば嬉しいですけど、その陰で泣いてる人や嫉妬する人など、悲喜こもごもで、手放しで喜んでいいものか?と僕自身も感じることがあります。
そういう中で冷静さを失い、どうしても自分自身を失ってしまうのかもしれません。この作品に出てくる俊吾のように、もっと冷静に考えられるようになれたら理想です。そう言う意味では俊吾は本当に男前ですね。
温かい気持ちになれたとのご感想、ありがとうございました。
第1話 21回目の昇任試験への応援コメント
コメント失礼いたします。
出世や試験よりも大切なことはありますね。
俊吾さんが男前すぎる。
招待はきっと大物になるでしょうね。
作者からの返信
烏目浩輔さん、コメントと評価をいただきありがとうございます。
この作品では最終的に主人公の章介は出世を成し遂げますが、もっと大事なことを忘れていないか?というのは暗に訴えてみたつもりです。
俊吾の章介に対する問いかけには、まさにそんなメッセージが込められていると思います。
そうですね、同じ係長といえ、ずっと年上の章介に堂々と自分の意見を投げかけ、そして一発で試験に合格できる実力を持ち合わせているあたり、俊吾はきっと大物になります。合格したとはいえ、章介はウカウカできませんね。
第1話 21回目の昇任試験への応援コメント
社員の多い社内だけの試験が功を奏しましたね。
二人は良いコンビとなりそうです。ついでに、昔ながらの試験体制なんぞぶっ壊すくらい暴れて欲しいと思っちゃったりします☆
面白かったです★★★
作者からの返信
愛宕平九郎さん、コメントと評価をいただき、ありがとうございます。
そうですね、良いコンビになるでしょうね。
きびきびと動き、有能だけど人を思いやる気持ちがある俊吾と、気合いとガッツはあるけどちょっとマヌケな章介。お互い補いながら仕事すれば、どこでも通用するんじゃないかと思います。
しかし、自分で書いておいて何ですが、一昔前の会社ですよね、昇任試験で出世が決まるだなんて(汗)
それゆえに章介がここまで煮え湯を飲まされてきたわけですが。
出世した章介と、有能な俊吾のコンビがきっとそんな社風に風穴をあけてくれると期待したいですね。
第1話 21回目の昇任試験への応援コメント
なんていやなやつと、なんていいやつの対照が際立って、複雑な余韻ですね。
こういう人たちと毎日同じ空気を吸わなかればならない職場は残酷ですよね。
単純にふんぞり返っている滋も、健康を損なえば、そこまでなんですけどね。
主人公に感情移入して拝読したので、気づいたら息をつめていました。(笑)
拙作『新聞記者のおれ』に星レビューをありがとうございます。
今年はたいへんお世話になりました。
どうぞ佳い歳をお迎えくださいませ。
作者からの返信
上月くるをさん、コメントありがとうございます。評価の方もいただき、ありがとうございます。
そうですよね、滋と俊吾、あまりにも極端ですよね(笑)。こういうアンバランスな同僚と仕事しなくちゃいけないなんて、居心地の悪い職場かもしれませんね。
滋はここまでは順調にキャリアを積んでいますが、ここからは分かりませんね……健康を損ねたら積み重ねたキャリアはあっという間に崩れてしまうし。
自分もその中にいるから分かりますが、サラリーマンの世界は本当に非情ですね。主人公に感情移入していただけたようで、嬉しいです。
『新聞記者のおれ』楽しく拝読させていただきました。
北海道の牧場の取り組み、新聞で取り上げてもらいたいのに、この世の勝ち組である政治家の国会報告に紙面を奪われた部分は、この作品の滋と章介に通じるように感じます。身分の違いでこんな差別を受けるなんて。
上月さんの作品、今後も時々拝見させていただきますね(*^-^*)