EP9.「ジョンソンとワルオの必殺奥義」
ジョンソン「くっ! こうなったら!! ワルオっ! あの技をやるぞっ!!」
ワルオ「!! アレをかジョンソン!! 数ヶ月前に……お前とオレ様が魔王を倒す用の技として編み出した必殺奥義を!!」
カイン(必殺奥義!? まさか、ジョンソンとワルオの二人で連携攻撃をするのか!?)
サリー「あの技ね……、わたしには恥ずかしくてできないわ。」
カイン「……え、恥ずかしい? それはどういうk、」
ジョンソン「いくぞワルオーーーッ!!」
バッ!!
ワルオ「来い! ジョンソン!!」
バッ!!
カイン「!? 飛んだ!?」
サリー「ジョンソンとワルオが飛んで、その後がカッコ悪いのよね。」
ジョンソン・ワルオ「「うおおぉぉぉっ!!」」
ガッ!! ガッ!! シュタッ!!
ジョンソン・ワルオ「「合体・完了!!」」
カイン「えええぇぇぇぇ!? 合体って何!? ただ単純に肩車してるだけじゃん!!」
サリー「そう、ジョンソンとワルオの必殺奥義は、
カイン「そ、そうなんだ……。」
ジョンソン「おい! オレハドラゴンっ!! 覚悟するんだ!! オレたち合体戦士が来たからにはもう好きにはさせんぞ!!」
カイン「合体戦士て……、肩車しただけなんだけどなぁ。」
オレハドラゴン「グググゴゴゴォォォーーーッ!! …………人間如きが、このオレハドラゴン様を怒らせるとどうなるか……思い知らせてやるわ!!」
カイン「……ド、ドラゴンがシャベッタァァァァァ!!?」
ワルオ「ケッ! オレハドラゴン……、人間の言葉を話す知能はあるようだな!! だが所詮は見掛け倒し! ドラゴンなぞ取るに足らねぇぜ!!」
ジョンソン「うぉぉぉーーーっ!! オレは上に乗っているワルオを持ち上げたまま、天高く飛び上がったァァァァァーーー!!!」
ダンッ!!
カイン「おおお! スゴイ! 見た目は何かちょっと……いやかなりダサいけど、いけそうな気がする!!」
オレハドラゴン「ハハハハハッ! こんなもの! オレの刃物のように鋭利で切れ味抜群な爪で叩き落としてくれる!!」
ブンッ!!
サッ!!
ワルオ「こんな攻撃! 当たらん!! とオレ様とジョンソンは避けるぜ!! そしてトドメだっ! 調理棍棒・
カイン「いやフライパンはご飯作る時に必要なヤツ!! 武器で使って良い物じゃなーい!!」
サリー「ふ、
カイン「そ、そうだったのかよ!?」
ワルオ「喰らえオレハドラゴンッ!! 合体奥義・酢食卵武流〈スクランブル〉・アタック!!」
ドグォァンッ!!
ジョンソン「そう、あれはいつかの早朝時に食したスクランブルエッグのように柔らかく優しい味だった……。」
カイン「最早食レポになってる!?」
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