登場人物紹介

※本稿には「朱に交われば紅くなる」のネタバレが多少含まれております。あらかじめご了承ください。




1.西園寺さいおんじ紅音くおん

 本作の主人公。

 「朱に交われば紅くなる」では無事(?)に月見里やまなし朱灯あかりと友達同士になった、自称・栄光ある孤立、他称・ただのプライド高いぼっち。

 佐藤さとう陽菜ひなとは一年次の途中からライバル関係にあり、今回もまた、バトルが勃発することになる。

 ちなみに二人の関係性については本人曰く「あいつは俺のかませ犬」だが、良く知る知人Yの評価は「まあ似た者同士だよね~」とのことだとか。


2.月見里やまなし朱灯あかり

 本作のヒロイン。

 自己主張が弱いどころか、率先して空気となる癖があるため、定期的に背景になりがち。今回は彼女の言葉が発端で大変なことになってしまったため、どこか負い目を感じている。

 ちなみに、そうは見えないが、運動神経も悪くはない。


3.佐藤さとう陽菜ひな

 本作のヒロイン。紅音が聞いたらきっと鼻で笑うけど、恐らくヒロインのはず。

 成績優秀スポーツ万能で、本来ならば凄くモテるはずで、実際一応モテるにはモテるらしいのだが、彼氏がいたという話が無いのは概ね彼女自身のキャラクターのせい。

 紅音のことを敵視しているが、今のところ初戦(と言っていいのかは不明)の一年次中間テスト以外は全敗に終わっている。


4.朝比奈あさひな明日香あすか

 新聞部(青春部)の部員であり、三年生。

 野球は見るのもするのも好きだが、どちらに置いてもかなりデータを重視する理論派。紅音曰く「ぱっと見はそう見えない」とのこと。

 同級生であり、部員でもある葉月とは喧嘩友達のような間柄で、野球に関する見解で度々口論になっては、投打に分かれての勝負になる。「まあ痴話喧嘩だよね」とは朝霞の弁。


5.羽村はむら葉月はづき

 新聞部(青春部)の部員であり、三年生。

 同級生の明日香とは違い、かなり感覚を重視するタイプ。紅音曰く「正直インドアの理論派にしか見えないから結構ビビる」とのこと。

 主義の違いもあり、明日香とはよく口論に発展するが、彼女自身のことはむしろ認めているし、なんなら大好きまであるくらいなのだという。やだ、尊い……


6.八雲やくもあおい 

 紅音の幼馴染。自称・葵ちゃん。

 容姿も体型も所謂「モテるタイプ」に属しているものの、本人に彼氏を作ったりする様子は見られず、今日も優姫と遊んでいる。

 紅音と自分を比較して、常識人を自称するが、大体の場合は納得してもらえない。



7.西園寺さいおんじ優姫ひめ

 紅音の妹。

 本人に聞くと必ず否定するが、重度のブラコン。実はかなりの年齢まで兄と一緒に風呂に入ろうとしていたという話もある。

 今回は葵と一緒に野次馬根性を発揮し、大好きな兄の様子を観察しにはくるものの、その目的はすぐに忘れられてしまう。何しに来たの、君。


8.朝霞あさか文五郎ぶんごろう

 紅音の数少ない友人の一人。

 真面目に新聞部の活動をしているが、青春部という名前についても「別に新聞をだしたらいけないってわけじゃないだろうしね」と特に否定はしていない。

 運動は得意でも苦手でもないが、進んではやらないとのこと。本人曰く「最低限の体力があればそれでいいと思うんだよね」らしい。


9.たちばな宗平むねひら

 新聞部(青春部)の部長。

 留年を経験しているらしく、朝霞曰く「もう成人してるんじゃなかったかな」とのこと。ただ、本人はそんなことを全く気にせずに今日もど こかをうろうろしている。

 謎多き人物ではあるが、生徒会長でもある冷泉とは面識があるらしい。


10.冷泉れいせん千秋ちあき

 現生徒会長。一年次秋から生徒会長を務めている超人。

 「学校生活は常に楽しくなければいけない」という主義のもと、学校行事にメスを入れた張本人でもある。ただ、生徒会長単体ではそんな権限があるはずもないとの説もあるらしい。

 橘とは旧知の仲だというが、本人に聞くと大変苦い顔をするとかそうでないとか。


11.冠木かぶらぎ紫乃しの

 養護教諭のだらしない方。

 生徒からの信頼はあるものの、私生活は反面教師にしかならないよなとは紅音の弁。半ば学校に住み着き、今日も紅音と昼食を共にしている。

 年齢は若いがそれなりに昔からこの学校には縁があるとかないとか。


(最終更新日:2021/03/26)

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