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    主人公の視点で書かれた『筆折り回想』は、私のために書かれた作品のように思えました。立場もエピソードも違えど、創作者は誰しもこんな経験はある気がします。

    主人公が小学生時代に受けた家族からの否定、中学時代に受けた匿名の人々からの否定、最後に成人した後に受けた顔の見えない人からの見下すような言葉(主人公に向けてではないかもしれませんが)。否定や中傷によって筆を折って二度と作品を制作することが無くなってしまった人たちはこんな思いをしたのかなと思います。

    「何度筆を折ったとしても、そのうちまたぽつぽつと何かを書いて、投稿しているのだと思う。」(本文より)
    この言葉がとても印象的でした。

    うまくまとまっていない文章ですみません。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    凄く嬉しいです。