蟻文字たちへの応援コメント
行間にも文字がいる、というメッセージを受け取りました。でも、あれ? 行間の話していたんじゃないの? と、認識の話に変わっていき、何かを伝えるために、書くのだ、という意志へと移っていく。
何でしょう、簡単に纏められないですけど、ここには、「書く」「伝える」ことに関する主題が、ころころと軽快に呈されている様で、読んでいてはっとしつつも、軽やかでした。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。丁寧な読解を示していただけて、とても嬉しいです。なんでもないようなものも、なにかを伝えていると、そんなふうに思ってほしい……というか、自分がそう思いたくて書いたような気がします。ありがとうございました。
蟻文字たちへの応援コメント
「生き物たちの本棚」で拝読しました。
最初は文字ドットをアリになぞらえてるのかな、と思ったんですが、
その程度のアイデアなどがゴミに見えるような高みに翔んでしまって、
なんかもう、唖然としました。
すごいものを読ませていただきました。ありがとゔざいます。
こういう文章って、書いていくうちにさらさらとつなげて完成したんでしょうか、
それとも、ある程度結びのフレーズを意識してから書き始められましたか?
ご迷惑でなければ、ご教示いただければ、と。後学のために。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。そのように言っていただけるとは、身に余る光栄です。こちらこそ感謝です。
この作品は、もともとは詩に触発されて思い浮かんだものです。吉本隆明さんの『わたしの本はすぐに終る』という詩に「蟻のような活字の一隊よ/神がいるかどうか並んでみたか」という一節があって、それがとても好きだったので。
短い文章で、ストーリー性も希薄なので、「そういうことです」というフレーズでリズムを整えながら、思いつくままに文章をつなげていきました。なにかの参考になれば幸いです。