信号機


止マレ止マレ 好きにしろ

止マレ止マレ 勝手にしろ

赤色だけの信号機

止まるだけの信号機


せんせぇはある日私の唇を掴んで

真っ赤な信号機を飲ませました


「赤い光は波長が長い。

短気なあなたに相応しい」


赤く染った心臓は

せんせー消えても赤いまま



雄牛が飛びついてきても止マレ止マレ

雌牛が乳を出しても止マレ止マレ



汗は止まらず呼吸も止まらず

歩きも止まらず血も止まらない




それでも毎日 止マレ 止マレ

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