第31話 ママ vs お母さんの直接対決
夕食の材料を買いに来たスーパーマーケットにて。
「マー君のお母さん、こんにちは」
「あら、あーちゃんママお久しぶり」
「(会いに行く手間が省けたわ)あの~、子供達の交換日記のことなんですけど・・・・読んでます?」
「(あったり前じゃない。でも、ここは知らんぷり、っと)いえ、全然、子供にはあまり干渉しないようにするのが我が家の方針ですから」
「(そうなんだ。でも言わなきゃ)そうですか・・・・・・実は・・・・・・」
「(先に言われてなるものか)うちの子供が日記を書くようになってから、勉強が好きになったんですよ。やっぱり自分で文章を考えることって大切ですよね」
「(えっ、そうなの?)あ、はあ、そうです、ね」
「(先手必勝よ!)ですよね~。だから、しばらくは交換日記、続けさせてみませんか。日記のおかげで、学校の勉強で成果はきちんと出ているみたいだから、絶対やったほうがいいですよ」
「(そこまで言われると、さすがに、ねえ)そ、そ、そうです・・・・・・ね」
「(今が攻め時!)絶対そうですよ。(とても貧乳の)あーちゃんママ」
「(ああ~、負けたか。って、何で胸がぶるんぶるん震えてるのよ!)・・・・・・わかりました。じゃあ、またよろしく」
「(はは、勝った!胸も勝った!)こちらこそよろしくお願いしますね」
「(ぐやじ~、マー君に勉強だけは勝ってやる!見てなさい!)」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます