第31話 ママ vs お母さんの直接対決

 夕食の材料を買いに来たスーパーマーケットにて。


「マー君のお母さん、こんにちは」


「あら、あーちゃんママお久しぶり」


「(会いに行く手間が省けたわ)あの~、子供達の交換日記のことなんですけど・・・・読んでます?」


「(あったり前じゃない。でも、ここは知らんぷり、っと)いえ、全然、子供にはあまり干渉しないようにするのが我が家の方針ですから」


「(そうなんだ。でも言わなきゃ)そうですか・・・・・・実は・・・・・・」


「(先に言われてなるものか)うちの子供が日記を書くようになってから、勉強が好きになったんですよ。やっぱり自分で文章を考えることって大切ですよね」


「(えっ、そうなの?)あ、はあ、そうです、ね」


「(先手必勝よ!)ですよね~。だから、しばらくは交換日記、続けさせてみませんか。日記のおかげで、学校の勉強で成果はきちんと出ているみたいだから、絶対やったほうがいいですよ」


「(そこまで言われると、さすがに、ねえ)そ、そ、そうです・・・・・・ね」


「(今が攻め時!)絶対そうですよ。(とても貧乳の)あーちゃんママ」


「(ああ~、負けたか。って、何で胸がぶるんぶるん震えてるのよ!)・・・・・・わかりました。じゃあ、またよろしく」


「(はは、勝った!胸も勝った!)こちらこそよろしくお願いしますね」


「(ぐやじ~、マー君に勉強だけは勝ってやる!見てなさい!)」

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