第9話

生きていれば、まあ、楽しいことも、つらいことも、いいことも、悪いことも、いろいろ、あるわけですが、そこで、肝心となるのは、自分らしい、「受けとめ方」なのではないでしょうか。すでに、起こってしまった、出来事に関して、自分なりに、どのように、意味付けをするか。どのように、意味を持たせるか。ということが、大事なのでは、ないでしょうか。あ、もちろん、必ずしも、そうじゃなければ、いけない、ってことではないのですよ。そういう、考えも、あるってことね。自分の心の持ち方、自分の意志、自分の心がけ次第で、どんなことでも、いかようにでも、変わるのでは、ないでしょうか。この二人は、このような、フットワークの、軽い、考えを、もしかしたら、どこかの、先生たちから、教えられた、かも、しれません。「食ってしまった飯」という、言葉が、あるじゃないですか。過ぎたことは、もう、いいじゃないか。起こってしまったことは、もう、しょうがないじゃないか。ということです。世の中、「なるようになるさ」、で、切り抜けたら、いいんじゃないですか。ある意味では、「成り行き任せ」というのもまた、大事なことなのではないでしょうか。

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