第8話 盟約の定義
紀元前、某日某所にて。
幼馴染二人は久しぶりの再会を祝して朝から大いに呑み、語り合っていた。
「血は1滴も流さない」
「理想は高く、高い方がいい」
「一人も、殺さない」
「そう、最低限、だ」
「自身も」
「自身も」
「血を流してでも勝利するくらいなら、素直に手をあげよう」
「流血の禍根は残さない、やり直す、そう、次代に」
や、もうこんな時間だ。
最後に二人は乾杯を交わす。
「人類の未来に」
「人類の未来に」
内務省情報開示請求アーカイブ参照可、音声データのみ現存、抜粋略記。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます