第2話

それからしばらくの間は沢山ある霊訓を図書館で借りて読んだりしていたのですが、子供達も小さく忙しい日々にすっかり精神世界から遠ざかっていったのです。

それがまた、もう一度戻って来ることになるとは全く思っていませんでした。

そして戻ったみたら、精神世界を語る人々は以前とはすっかり私から見て変わってしまっていたのです。

これはそれなりにショックでした。

以前も商業的になりつつあるスピリチュアルという言葉に危惧は有りました。

が、それ以外にも多々の問題を孕んでいるように見えたからです。


つづく

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