第29話ファッションショー?

俺は可愛い服セット、かっこいい服セット、ランダムセットをの三つ全部を選んだのだ。

まずは、可愛い服セットを開けてみよう。

5着入っているみたいだからな。



最初に出てきたのは、ワンピースだ。

エレガントな仕上がりで、リボンが付いているな。

これは、可愛いけど大人っぽくも見える。

肌触りは柔らかいな。

寒くならないように思う。

まぁ、鑑定してみよう。



・エレガントなワンピース  SSR

防御力が少しUPする。

大人のイメージを見せつける服。

※防御はステータスに反映されず、着用物として反映されます。



おい!エレガントなってそのまんまやんけ!

しかし、初っ端からSSRか…期待値が高いぞ…。

次に出て来たのは、えっと…なんて言うんだっけ?

あ、もう先に鑑定しちゃおう。



ユニークロングトレンチコート  UR

攻撃力、魔力が小幅にUP。

使用者に対して上がるため、人によりまちまちである。

ユニークアイテムである。



トレンチコートか…って、ユニークってなんだよ!?

まぁ、URはすごいなぁ。

しかし、青と白の組み合わせはいいなぁ。

ベルトもついているし、ビジュはなんでも似合いそうだ…。



3着目は、スカートだった。

ピンク色のやつだな。

レアリティはRだったので割愛しよう。



4着目は、ドレスだ。

それも、黒色である。

これもこれで綺麗な服だ。

これを着た人は、見る人たちにお嬢様を想像させる服だ。

貴族様みたいな感じかな…?

鑑定してみよう。



漆黒のドレス  LR

全てのステータスが100UPするアイテム。

最上のアイテムの一つといっても構わない。

???????のうちの一つ。

一回のみ即死効果無効。



お?お?お?

文字化けしていると言うか、?が多すぎて何が書いてあるかわからない。

そういえば、レアリティの変更が加えられていたな。

5着目を開けて運営のメッセージを見てみるか。



そして、ラストの服はレーススカートだった。

大人っぽいしセクシーだな。

ちなみにレアリティはSR。

SRでもすごいはずなんだけど、それ以外のやつが出過ぎて実感がないなぁ…。

また、掲示板見てみるか。


さて、運営のメッセージを見てみると、レアリティが変わっていた。

N、R、SR、SSR、UR、SUR、LR、そしてXだということだ。

LRとXが伝説級のアイテムで、手に入ることが難しいものだということだ。

俺は、現実の魔法使って手に入れちゃったけどいいのか?

まぁ、そこは考えないことにして、ビジュに着せてみよう。



「ビジュ!この服の中で何を着たい?」

「この中からですか…?そうですね…このコートでしょうか?」

ビジュが指を指したのはロングトレンチコートだった。

うん、絶対に似合うって確信できたわ。

「わかった。じゃあ、これを着てきてくれないか?」

「はい、かしこまりました。行って参りますね!」

そういって、自分の部屋に戻っていった。

さて、次はかっこいい服セットだな。

ランダムは、また次の機会に開けることにしよう。




かっこいい服セットの1着目!

まずは黒のジーンズだな。

俺が履きたいわ、このかっこいい服。

まぁ、テイムモンスター専用なんだけどね。

しかし、シンプルなジーンズだ。

鑑定してみよう。



ジーンズ SR

素早さ90UP!

かっこよさが増すかも!?



言い方が、店にあるやつじゃねぇかよ。

まぁ、速さが増すのか…これはフレイたちには関係ないのかも?

だが、次の2着目、3着目は同じものでジーンズの赤色。

そして、レアリティはRだった。



まぁ、気を取り直して4着目だな。

えっと…ジャケットか!

これも、赤色でかっこいい…。

めちゃくちゃ着たい!

けれど、我慢!

鑑定しよう!



・ユニークジャケット  UR

防御力が少しUP!

どんな男性でもかっこよく見える服!




おおお!これは当たりだな!

これは、フレイかな?

可愛らしい見た目をしているエルデに似合わないなぁ。

そして、最後だ。

最後は服ではなく靴だった。

靴って着る物なのか…??

俺にはよくわからないなぁ。

まぁ、鑑定してみよう。



俊足のシューズ  SUR

素早さが少しUPする。

最大値は150である。

これは、魔法錬成速度にも影響する。



これは、すごい…。

魔力を発動するスピードまで早くするのは、ありがたいな。

俺は、フレイとエルデを呼ぶ。

「フレイには、このジャケットを着て欲しい。

『おう!わかったぜ、主人!』

「それと、この靴な。魔法錬成速度が速くなるみたいだからな」

『了解だぜ!早速着替えてくるぜ!』

そして、俺はエルデの方を見る。

「僕は〜?何を着るのー?」

「そうだなぁ、この赤のジーンズはどうだ?」

「わぁー!これは、カッコよさそう!着てくるね!」

エルデは喜びながら行った。


そして、数分後。

三人が一緒に帰ってきた。

もちろん、それ以外の服はステムボックスに入れておいた。

まぁ、クローゼットを後で買うのもいいだろう。


「どうでしょうか、ケンジ様?」

そう恥ずかしながらビジュは歩いて来た。

やはり、スタイルがいいからか似合っている。

モデルさんみたいだ。

「似合っているよ、ビジュ」

「あ、ありがとうございます!」

そう言って、顔を真っ赤にしてしまった。

かわええ…。


次は、フレイだ。

『どうだ!主人!かっこいいだろ?』

フレイは、めちゃくちゃかっこよかった。

「かっこいいぞ!フレイ!」

『だろ!?やったぜー!』

そして、最後にエルデだ。

「ケンジー、これどうー?」

「うん、エルデも似合っているぞ?」

「僕、かっこいいー?」

「あぁ、もちろんかっこいいぞ」

「やったー!」

そうやって、俺は三人を褒めまくった。

やっぱり、おしゃれっていいなぁ。

俺もなんか着てみたくなった。

まぁ、また考えよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る