夢と現実


わたしは口笛を吹いた

それは透明だったよ

その音色で世界は満たされて

そのあとで溢れた

「どばどばだよ」

わたしの無表情だけは崩せなかった

翼を手にした少年少女は

そのまま焼却炉へと突っ込み死亡

そして腰抜けたちがようやく扉を叩き始める

「だれか、いましゅか?」

返事は無い

なあお前が爆殺したいものはなんだ?


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