命日
僕は今日 コーヒーを淹れるつもりなら
朝にコップをきめて
昼に菓子を買いに行き
夜にゆったりと淹れるだろう
明日なんかに延ばさない
潮の満ち引きが 小鳥のさえずりが
風に揺れる旗が 急いで歩く足音が
明日には今日と変わらず存在していても
明日僕が絵を描いたり 花に水をあげている
いつもの日常が送れているか分からない
我々は 今日が命日である
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます