『ピアノ線』

「私……。

 私は……ッ!」

 ピンと張られたピアノ線が切れた…。



「仕方ないよ…。

 キミが悪いワケじゃない…。」

 そう、彼は答える。



 けど…。

 もうダメなんだ…。



「もうダメよ…!

 もう可愛いスイッチが入って止めれない…!」

 と、ペットショップのおさわり体験コーナーで、

 さわりまくりではじける私。

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