第47話 ダンジョンで頑張っている皆さん そして以外な事実!

「ルリンはモンスター肉が駄目だったな 

代わりにオニオンスープにパンと牛の煮つけを用意するから 

他にも苦手な者がいればその分は準備する」エプロンに髪をリボンで縛るリジャ


「あの姿は長い髪もあって 優しい若い奥さんぽい・・」「いい感じ」「そう思う」


「・・少年ってことだけど 性別不明らしいわよ」「なんだと!」なぜか嬉しそうな冒険者達


「リジャさん・・」猫耳がてれくさそうに垂れて 涙目で 

じいいんとして赤い顔になるルリン


手早く小さな岩を積み上げて カマドの代わりにするリジャ

カマドは 2,3個作る


魔法石に入っている 大鍋を取り出して コトコト 煮る

ビーフシチューとカレーが出来上がる


食べられそうな草などをすでにゲットしている 

持ち込みのジャガイモ、ニンジンも入れ・・乾燥したハーブも少々


ご飯も炊いている「余りのご飯は おにぎりにするか」


モンスター肉は 火噴き竜だったり・・

人食い魚も捕まえ 焼き魚「ああ、お茶も準備しないとな」


「出来たぞ~~」「きゃああ」「うおおお」歓声が上がる


皆 幸せそうに食べている ご満悦な表情

リジャもビーフシチューを食べながら 彼等の様子を見ていた

「リジャさん」「ああ、アルか・・味はどうだ?」


「ええ、カレーですが とても美味です 有難うございます」「そうか」

「本当に料理上手で 貴方はいつも・・」


「・・アル 本当は俺の事をよく知っている?」「あ・・」驚いた顔をするアル


「・・リジャは貴方の母親の名前です」アル 「えっ?」リジャ

「いえ、なんでもありません ではまた」微笑してアルが立ち去る


「次は10階層ですか 宴(うたげ)リーダー」リジャ「ああ、そうだ」宴


「此処からは モンスター避けの階段が無事なようだから それを使う」

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