第17話 タンッ

 部活見学期間が終わった…


 は?『俺一話読み飛ばしたかなぁ?』って?いや、心配しなくても大丈夫だ。読み飛ばして無いぞ。部活見学期間のとこを描写するとクソ長くなりそうだったから、止めたんだよ。

 え?メタ発言やめろって?

 ごめんて。




 で、どの部活にしたと思う?


 サッカー部?


 違うねえ。


 野球部?


 違うねぇ。


 テニス部?


 中々当たらないねえ。


 陸上部?


 んーまだかなー?


 水泳部?


 無いって言ってんだろ。


 バスケ部?


 ちゃうわ、そろそろ正解だしてクレア。


 仕方ない、正解教えてあげる。

 アーチェリー部だよ。


 ねえ!君たちが当てられないのも納得だね!

 皮肉じゃないんだよ、今日はこういうテンションなんだ。


 若林が卒業した話聞いて何かイラついてきて自暴自棄っていうか、いや違うな。なんかむしゃくしゃしてきてっも違うな。何だろうこんなに饒舌になったり皮肉っぽくなったりするテンションっていうかいつもみたいに柔軟に対応できない感じになってるのよね。まあ、いつも柔軟に対応できてるかってつったらそれは嘘になっちゃうけどよ。何か若林が幸せそうに話してくれるなら良いわけよ。リア充撲滅隊には所属してないしカップルを見て殺意が湧くでも無し。そんな俺だから幸せそうに話すくらい何も思わねえんだ。けどさ、自慢気に話してくるとちょっとイラッとくるよね。手嶋と話したときは童貞みたいな感じでキレてたけどあれも一応ネタだし、手嶋ならおいしく料理してくれるだろうなぁって思って言った発言だから勘違いするなよ?けどさ童貞…清廉潔白未使用てんてん青年童貞にさぁ、おせっせの話を自慢気にされちゃあ、いい気にはならないよね。あ、ちなみに遊んでる人を見分けるのに弄られやすいっていうか前戯をするときに弄る部位が黒ずんでるかどうかの判断基準って間違ってるらしいね。その人が生まれつき持つ色素の問題だかららしいわ。まあ、こんな話を若林にしたら俺の彼女の、っ首は桃の色だったとか言われたわ。ふざけんな、そういう情報他人に言うなボケナスが。おっと自我を失うところだったぜ、危ない危ない。いや冷静になったとしても彼女のちちくび事情を他人に話す男ってどう?まあ、この件に関しては一応若林のあばら骨をグリグリした後、鎖骨と首の間に指を突っ込むの刑で締めておいた。反省したらしいけどね、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」だからまたやるかもしれん。やったら腹殴る。



 ああ、話戻すわ。

 アーチェリー部に所属しました。

 えー、選んだ理由がですね「何か楽しそう」っていうのと「新しい競技」がしてみたかったからという感じですかね。アーチェリーの用具って凄く高価らしいし金銭面で悩んだんだけど親が許してくれた。こればっかしは感謝。


「てことで俺アーチェリー部にしたわ。」


「まじ!すげえな、何かカッコいいじゃん。」


「だろ!で、お前は?」


「俺はやっぱ……無難にサッカーだね。」


「へえ。高瀬は?」


「リアクション冷たすぎだろ。」


「僕は料理研究部にしたよ。」


「うおお、いいねえ。高瀬似合いそうだもんな、エプロンとか。」


「え!?そうかな…。」


「割烹着とかも良さそうよな。」


「確かになぁ…。高瀬さぁ、博大とのことオキニだよな。」


「え?どういうこと?」


「何かお前ら凄く連れ添って6年目ぐらいの夫婦みてえ。そんで博大も高瀬のことオキニだよな。」


「オキニとかそれっぽい感じに言うな。」


「オキニってどういう意味?」


「お気に入りって意味なんだけど……よく、えちちな御姉様がいるお店に通う紳士がよく使う造語っていうか略語って感じ?かな。」


「な、なるほど……」


「おい、高瀬固まったぞ。どうにかしろぉ、博大。」


「えーとなぁ、そうだ!料理研究部って男女の比率ってどんな感じだ?」


「え、あ、うん。そうだね、確かに……全員女の子だった……」


「え、大丈夫なのか…?」


「ま、まあ料理好きだから……何とか……大丈夫かな?ち、ちょっと怖くなってきた……」


「けど高瀬なら大丈夫だろ。そのスウィーティーフェイスで魅了しちゃえ。」


「へへへ、何かてれるなあ照れるなあ。」







 ~若林side~

 何か最近の高瀬違うんだよなあ。


 博大と仲良いな!とか博大が高瀬のこと誉めたりすると赤くなってたのに最近はなってない。




 何かしたなあ?博大










ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

更新遅れました。ごめんなさち。

博大にアーチェリー部を選ばせたのには理由があります。何故なら私にアーチェリーの経験があるからです。経験あった方が書きやすいですしね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る